内容説明
手紙に遺された母の想い―。故・岡部フミが友人や家族へ送った手紙と、それに対する返信の数々。心温まる手紙のやりとりを紹介。
目次
序章 消息往来
第１章 遠き世の女の絵手紙
第２章 ひとひらの書簡長らえて
第３章 まどろみつ父人里に遊ぶらし
第４章 母見舞いイヴのざわめき聞く夜かな
第５章 雨水暁の日吾産みたまふ母若き
第６章 雛の見しうすき緑の
第７章 挽歌
終章 雲よ秩父の空を往け
著者等紹介
高橋昭子［タカハシアキコ］
昭和１７年、東京都に生まれる。明治大学文学部卒。３８年間、小学校教育に貢献（うち８年間校長）。平成１８年没。著書『万葉の色―失われゆく色を惜しみて』（第８回新風舎出版賞最優秀賞受賞作品）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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