内容説明
新しいすみかを探しに出かけたペカンペ(菱の実)ですが、浅黒く、するどいトゲがあるせいで、行く先々できらわれてしまいます。マチネシリからはじまり、アカンの湖、マシュウの湖、クッシャロの湖、トウロの湖へ。ペカンペはクシロの国の雄大な自然や動物と出会いながら、旅を続けます。小学校中学年から。
著者等紹介
はたさみつる[ハタサミツル]
本名、畑佐満。北海道釧路市出身、釧路市在住。学習塾「数楽舎」(すうがくしゃ)教務主任。はじめて書いた長編となる今作品で、第24回新風舎出版賞特別テーマ賞平和賞を受賞。主宰する「道東情報探検隊」のホームページで、道東の隠れた名所や様々な情報を発信している
川瀬聖香[カワセキヨカ]
版画家:1971年、神奈川県生まれ。昭和女子大英米文学科卒業後、フリーの版画家として活動を始める。昔話や伝承、妖怪をモチーフにしたゴム版画という独自のスタイルを築きあげた。一度見たら忘れられない画風は人の心をつかみ、現在、多岐に渡って活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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