能動性の限界

能動性の限界

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  • サイズ 文庫判/ページ数 33p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784797483697
  • NDC分類 104
  • Cコード C0036

内容説明

共産主義が崩壊し、一方で、グローバル経済の競争社会が激しさを増している。それは社会の階層化に逆らう動きが消え、逆にそれを助長する動きがいっそう激化していることを意味している。どのような社会形態も、それを正当化する論理を持っているものだが、このような社会が存在するということは、人々の間に上下関係が発生することを何とも思わない論理が発達しているということを意味していると言えるだろう。著者はこの論文で、現在支配的な、この、上下関係を正当化するという論理に徹底的に逆らってみたいと思う。それがはたしてどこに行く着くのか、というのがこのタイトル、『能動性の限界』の意味するところである。

著者等紹介

谷口一[タニグチハジメ]
1969年生まれ。札幌市在住。北海道大学工学部建築工学科卒業後、独学で哲学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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