内容説明
現代の物質文明・科学機械文明は本当に地球(自然)と調和していけるのか温故知新。中国の古典「老子」の説く『道』の思想は現代社会の危うさを指摘し、無為自然の安らかな生き方を提唱する。この「老子」を独自の視点で読み解き、エッセイと短歌で綴った異色の書。
目次
遙かなる道
絶対的な美・善などありはしない
知者はいらない
和光同塵
天地は無慈悲
玄牝之門
天長地久
上善は水のごとし
持満の誡め
一を抱く〔ほか〕
著者等紹介
山本玄冬[ヤマモトゲントウ]
本名/山本郁夫。1952年(昭和27年)京都市生まれ。大谷大学文学部中退の後、多種の職業を経験する。山と自然を求めて、41歳の時一家で岩手県の山奥に移住する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。