内容説明
荒れ果てた絶海の孤島“忘れられし地”で滅びつつあった竜たちは、いつの日かジャングルの茂る豊かな大陸でくらすことを夢みていた。帝王ハンの遺志を継ぐ竜フィンは、海をこえてはるか遠く、大陸まで飛ぶことのできる翼を得るため、火山の底にすむ炎の魔神イブリスと対決する。竜が空を舞う壮大なファンタジー。
著者等紹介
矢田健[ヤタケン]
児童文学作家。1969年、神奈川県横須賀市生まれ。横浜市在住。著書に、ことりのほんばこ『竜次と竜と蛇の物語』(新風舎・第21回新風舎出版賞奨励賞受賞)、『鳥になった竜』(第24回新風舎出版賞奨励賞受賞)など。作品に『うそつきエイミー』(第1回福永令三児童文学賞受賞)、『十三ノ牢獄』(第25回新風舎出版賞奨励賞受賞)などがある
丸山幸子[マルヤマサチコ]
イラストレーター。長野県生まれ。武蔵野美術大学卒業。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。