内容説明
「津軽に電気を」白神山地の発電所開発の実施に伴い指南役として白羽の矢がたったマタギ、工藤朝雄と電力会社の社員、奥田が率いる一行は開発地の計画調査を目的に山へ分け入る。山神への尊敬と畏怖の念を決して忘れないマタギ。その精神のもとに宿る知恵を得て、難解な調査は着実に形を成していくのだが…。この作品は白神山地の大自然を舞台に、そこに息づくものたちが織りなす壮大なスケールの物語である。
目次
十二湖
調査
向白神岳
天狗岳
結婚
師匠の死
難工事
熊
山の神
犬〔ほか〕
著者等紹介
西口正司[ニシグチマサシ]
1945年青森県深浦町(旧岩崎村)に生まれる。1965年青森県深浦高校卒業。1965年自衛隊入隊。1969年営林署作業員勤務。1970年西津軽郡連合青年団団長。1976年岩崎村役場採用。1977年第1回白神岳登山大会主宰。1982年岩木山岳会入。1983年西北五社会教育担当者連絡協議会会長。1985年白神岳避難小屋建設、事務局長で活躍・東京写真展。1988年白神倶楽部会長。1995年白神岳200回登頂記録達成・白神岳遭難者救助で警察署感謝状受賞。1996年白神倶楽部・農林水産大臣賞受賞。1997年白神倶楽部会長辞任。2003年自然公園指導員。2004年白神山地写真コンテスト優秀作品賞受賞。2005年十二湖エコ・ミュージアムセンター職員。日本山岳会会員・岩木山岳会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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