内容説明
ぼくは悪くない！悪いのはみんなの方だ！ある日とつぜん、ささいなことがきっかけで、すべてのことがいやになってくる。だからぼくは、ぼくをイライラさせるものすべてを箱の中に吸い込ませた。「これで快適！」と思ったのに何だか違うみたいなんだ…。親子で考える絵本。第１０回新風舎えほんコンテスト金賞受賞作品。
著者等紹介
コキルニカ［コキルニカ］
１９８３年千葉県生まれ。武蔵野美術大学卒業。『みんなきえちゃえ！！！』で第１０回新風舎えほんコンテスト金賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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かおりんご
37
絵本。これ、いいなぁ。子供の気持ちをよく分かってる。いやなことがあると、みんな消えちゃえって思うけれど、でも消えちゃった世の中だと、寂しいのだよね。短いので、読み聞かせ候補。2015/05/10
喪中の雨巫女。
13
《図書館》嫌な人を消していくと最後は、どうなるのか…。予想当たりました。2011/07/27
たまきら
6
ゴーリーのような絵。ドラえもんでこんな話なかったっけ？一時の気持ちで周囲の人を消していったらどうなっちゃう？そして、箱から出口はあるんだろうか…。2015/05/12
黒木 素弓
5
主人公がある日拾った箱は、気に入らないものを全部吸い込んじゃう箱。嫌いな魚も友達も先生も、兄弟もお母さんまで吸い込ませて、一人で自由になったけど…2018/02/25
つくし
2
そんなことしちゃっていいの？と不安感を煽る絵柄とストーリー。でもそう思っちゃう時ってある。共感と恐怖。絵本というわかりやすいメッセージだからこそ、自分を省みる絶好のチャンスになるのかな。2018/11/23
