内容説明
誰の心にもひそむ、社会と自分との関わりを第三者の目から描く「歯車」、ある徘徊老人の苦悩を綴った「家に帰ろう」、波打ち際に寄せられた魚とのやりとりを静かに綴った「魚の歌」、あるOLの淡々とした日々を極めて詳細に描いた「とある休日」の4編を収録。生きているって、なに?4つのそれぞれの「日常」は、音もなく静かに過ぎていく。
著者等紹介
今井清猫[イマイキヨネ]
1977年富山県礪波市出身。現在富山県に在住。Web詩人、神話マニア。作業療法士として老人健保施設に5年勤務。その後、実家に戻り、著作活動に専念中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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