内容説明
ある日、かき氷の出前に訪れた「童謡の会」が開かれている集会所で少年は、一人の女性徒に強く惹かれる。その日以降、出前のたびに短くも二人だけの会話を交わし、少年は彼女への思いを募らせていく。しかし、会の最終日、彼女の歌を聞けないまま別れてしまった。「二番の歌は嫌い」と言っていた彼女をあきらめきれず、東京へと追いかけたが―。
著者等紹介
いしかわあきひこ[イシカワアキヒコ]
1957年、愛知県安城市に生まれる。施設職員として、ホームレスの人たちのお世話をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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