内容説明
不登校が問うものは?わが家の体験を振り返り、多くの当事者との話し合いや交流から学んだことを本書にまとめました。子育てに悩む家庭や、教育・福祉関係者へ贈るリポート。
目次
第1章 わが家の不登校体験(長女の体験から―追いつめる;次女の体験から―受けとめる)
第2章 親は子どもにどう向き合えばいいのか(「原因探し」より「受けとめる」ことから;勉強の遅れや進学の不安をどうしたらよいか ほか)
第3章 学校と良い関係をつくるために(学校と上手につき合おう;「義務教育」「就学義務」をめぐる誤解 ほか)
第4章 学校や教育行政に望むこと(学校復帰を目的化しないでほしい;学校ペースの援助はやめてほしい ほか)
第5章 不登校を教育改革の手がかりに(「なぜ子どもに拒否されるのか」という視点を;学校改革にもっと福祉の視点を ほか)
著者等紹介
野村俊幸[ノムラトシユキ]
二人の娘が不登校になった体験を基に「親の会」活動などに参加、子育てや教育問題などについての講演会や研修会などで、数多くの講師、パネラーを務めている。北海道大学文学部卒業。社会福祉士。精神保健福祉士。所属団体―函館・登校拒否と教育を考える親の会「アカシア会」、道南ひきこもり家族交流会、子どもの権利ネットワーク南北海道、フリースペース「自由高原」、北海道子どもの虐待防止協会道南支部、チャイルドラインはこだて、道南社会福祉士会、北海道自治体学会
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- Aftermath