内容説明
ある日うつ病と診断された公務員が、休職を繰り返した末退職。悩みつつも希望を捨てず、「抗うつ薬」から開放され、第二の人生へと歩み出す。うつを克服した今だから描ける心の迷走地図。
目次
序幕 「うつ」とは、「喪失体験」そのもの
第２幕 最近考える、私にとっての「うつ」
第３幕 私が「うつ」と診断されるまで
第４幕 親とのちょっと不可解な関係
第５幕 自信と勇気を取り戻す「原点回帰の旅」
第６幕 病院の「開放病棟」で出会った人たち
第７幕 自傷行為を繰り返す者たち―ガラスのような心
第８幕 私にとっての「うつ」との付き合い
第９幕 「うつ病」からの脱出作戦
第１０幕 危機的状況を乗り越える秘策
最終章 いろいろと感じた入院生活―殻を破る
著者等紹介
京司亨［キョウジトオル］
１９６６年、福井県生まれ。８９年、金沢大学法学部卒業と同時に地方公務員となる。在職中は旧自治省（東京）への出向経験も含め地方自治行政の事務に携わってきたが、２００２年３月、職場だった県庁を退職。退職後、社会福祉法人の設立準備委員会を立ち上げ、事務局長として設立準備にかかわりつつ、法科大学院にもチャレンジし合格。ホームヘルパー２級、福祉住環境コーディネーター２級など福祉関連を中心に数多くの資格を取得しているほか、特技の合気道は弐段の腕前
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