内容説明
ちかごろ、凶悪事件、若者の犯罪など、大きな事件が多くありませんか?それは、あなたの身近でも発生する可能性があるということ。法律を知ることで、どういった行動がどんな結果を招くのかを学び、軽率な行動、犯罪を防ぎます。本書は、若い人たちに起こりうる刑事・民事の50の事例を紹介しています。第23回新風舎出版賞最優秀賞受賞。
目次
刑事編(えっ、万引きで無期懲役?(窃盗・強盗)
一瞬にして信用を失います(詐欺)
口止め料って、もらっていいの?(恐喝)
しらばっくれても、そのうちバレる(横領) ほか)
民事編(損害はきっちり賠償してもらいます!(不法行為)
2人以上で不法行為をしたら(共同不法行為と連帯債務)
何でもかんでも賠償してもらえる?(損害賠償の範囲)
損害賠償をしなくてよい場合はあるの?(正当防衛・緊急避難) ほか)
著者等紹介
野田和寿[ノダカズヒサ]
福岡県出身、熊本県在住。元中学校社会科教諭。『14歳の法律相談所』で、第23回新風舎出版賞最優秀賞受賞
星野茂[ホシノシゲル]
明治大学法学部助教授。現代社会の家族をめぐる法的諸問題やボランティアと法に関する問題などをテーマとして研究している。所属学会:日本私法学会、比較法学会、日本医事法学会、法と精神医療学会、日本家族“社会と法”学会、ペット法学会、日本精神保健福祉政策学会、日本成年後見法学会。『14歳の法律相談所』で、第23回新風舎出版賞最優秀賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ybhkr
1
14歳からの刑事、民事の事例いろいろ。わかりやすく書いてあるので大人でも充分勉強になる。10代に限らず起こりうる事件に対して現在の日本の法律ではこう対応しています、と具体的に示されているので、いろんな点で気を付けなくちゃなあ、と思う。幸い今のところ裁判所のお世話になったことはないけど、事例とともに振りかえってみると「もしかしたらあれは犯罪だったのでは……?」と思われる出来事が少なくない。身近にあるトラブルと法律についての入門書として大人にもお薦めできます。2015/02/09
イプシロン
0
こどもだからといって、悪いことをしても捕まらないというわけではない。捕まるのがいやだから悪いことをしないじゃなくて、悪いことをしたらまわりも悲しむし、もっと悲しむのは自分の心だと思う2013/03/02
Soccer315
0
法律の事が少しわかった!何回も読んで頭に入れたい2012/11/08
龍泡
0
法律ではどのようなことになるのかを簡単に書かれ、法律に興味のある人にオススメです。しかし、14歳をターゲットにしているため、事例によってどのような法律が適用されるのかが書かれているだけなので、詳しく知りたい方は他の本をオススメします。2012/01/14




