内容説明
戦中満州に渡り、軍属として細菌培養の仕事に携わる。その後、志願兵となり戦場へ…様々な苦難と出会いをここに綴る。
目次
郷土に残る今昔の思い
波乱の幕開け幼少年期
少年期後半から青年期へ
郷里を後に渡満の旅に出る
満州第七三一部隊の軍属となる
第四部柄沢班に配置転換となる
病原菌に感染する
家族官舎での生活
少年技術員の育成教育と応援
病原菌に再度感染し退職を決意する
満州第二八六部隊に入営する
本土決戦に備え内地を転々とする
失意のどん底故郷に戻る
待望の川崎製鉄に就職する
終戦閉幕の小川町に
残された人生を有意義に
著者等紹介
伊藤昇[イトウノボル]
1923年千葉県生まれ、在住。昭和15年9月軍属として渡満。昭和18年1月兵役に服し、敗戦まで満州から内地を点々とする。昭和28年5月川崎製鉄(株)に入社。昭和57年12月停満退職。退職後、民生児童委員を4期、12年間委嘱される
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