内容説明
いつのまにかぼくのてのひらにできてしまったちいさなまち。まちはどんどんどんどんおおきくなってゆくけれど…。ぼくのなみだはてのひらのまちではあめとなり、ひとびとはかさをさす。ぼくのてのひらのうえでうごきだすちいさなまちのふしぎなおはなし。第9回新風舎えほんコンテスト金賞受賞。
著者等紹介
ながもりあやこ[ナガモリアヤコ]
1983年兵庫県出身。京都市立芸術大学卒業。高校生の時に出会い、京都市立芸術大学在学中、二人で「てのひらのまち」を共作する。新風舎第9回えほんコンテスト金賞を受賞
きむらとしこ[キムラトシコ]
1982年兵庫県出身。京都市立芸術大学卒業。高校生の時に出会い、京都市立芸術大学在学中、二人で「てのひらのまち」を共作する。新風舎第9回えほんコンテスト金賞を受賞
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感想・レビュー
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たまきら
26
手のしわって、道みたい。思ったことある人はきっと楽しく、そして最後になんだか道に迷った気持ちになると思います。楽しかったような、なんだか背中掻いたら上に住んでいた生物を根こそぎ失ってしまった地球のような…。2019/06/29
Willie the Wildcat
22
空想から、想像。知見、経験を深め、創造。天気、街の作り、職業、そして人の喜怒哀楽といった感情などが、頭に浮かぶ。読後、次男と一緒に、両手をくっつけて手のひらを観察・・・。「あれ、僕と(私の)指の長さ、変わらないかも!?」とぼそり・・・。嗚呼、そこにいくか・・・。(汗)絵は、クレヨン調で、子供の夢を印象付ける。2013/06/30
庵治
0
おててえほん?と思ったけど、方向が違って、さらにとんでいる。子どもの手の平と言うか、心はある意味創造主だね。個人的には、一番初めの手の平を揃えて見るとシワが一本にくっつく、というところが意外にビックリで大好き。2012/08/13
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