内容説明
本書は、国民的作家、司馬遼太郎の生き方を検証し、国民的作家であるが故に、問われるべき焦点となる使命感についての論評である。ポイントは二つに絞られる。一つ目は、生前の司馬の実際の生き方である。二つ目は、司馬遼太郎記念館が、司馬の魂を受け継いだものとして堪えられるものか、この二点について、あらゆる角度より検証を加えている。
著者等紹介
大野富次[オオノトミジ]
1945年群馬県沼田市出身。現在、前橋市在住。群馬銀行勤務を経て、1978年株式会社丸富を設立する。現在は、群馬郷土史研究所にて歴史書の編纂作業(上野国と日本の関わり)を行っている。他には研究紀要をまとめている。(株)健友館第14回ノンフィクション大賞準佳作
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