内容説明
幕末のアウトロー・日光円蔵に隠されたもうひとつの物語…大衆の語りが生んだヒーロー国定忠治と、その一家を支えた陰の大黒柱、日光円蔵。奇抜な生涯で知られる彼とお喜久、その娘お幸の三人の波乱の生涯を、詩情豊かに綴る。第22回新風舎出版賞奨励賞作品。
著者等紹介
矢野弘[ヤノヒロシ]
1943年栃木県日光市生まれ。国学院大学卒業後、日光にて神職ならびに博物館学芸員を務めた後、執筆活動に入る。栃木県芸術祭準文芸賞を四度受賞。『御蔵堀情話』で第二十二回新風舎出版賞奨励賞受賞
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