内容説明
不出世の海の英雄・東郷平八郎元帥の、知られざる実像に鮮やかに迫った人物評伝の秀作。
目次
日露開戦百周年の意義
平八郎薩英戦争に初陣
日清戦争と三国干渉
日英同明の締結の経緯
日露開戦の勇断
乃木将軍と二百三高地攻略
東郷提督連合艦隊司令長官拝命
広瀬中佐と旅順港閉塞
天気晴朗なれども波高し
旗艦「三笠」のその後
東郷元帥の人間性と終焉
著者等紹介
武蔵野二郎[ムサシノジロウ]
本名・岡田良平(おかだりょうへい)。大正9年群馬県生まれ。昭和17年東京大学法学部卒業、直ちに軍役に服す。昭和23年検事任官(東京地検、東京高等各検事、司法研修所教官、法務総合研究所部長、札幌高検次席検事を歴任)。昭和51年秋田地検検事正を退官。以降公証人(東京法務局所属)、弁護士(第一東京弁護士会)登録(平成15年登録取消)。むらさき短歌会会員、全日本美術協会顧問
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