内容説明
言葉は奇跡を生み出し、また人々を惑わす武器となる。言葉の錬金術師が誘う幻想詩集。
目次
彼と彼らはいいました『ええわたしたち、ついてゆくのぞましいオーデクスバグ
かべをとかすアシッド『かべをとかす『かべ
繋具A、サクションB
AQ□AP
YOH“1‐7”
パレット80地鳴りいざ“FOLD”
パレット88あるいはテンタクルS
UW□T:上へ参ります
U□WT:参りました
採卵とAM〔ほか〕
著者等紹介
外山功雄[トヤマヨシオ]
1973年生。静岡県出身
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感想・レビュー
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Cell 44
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「通りは魔にあわれ厳重な戸締まり/資格のないぼくだけが浮かれうろつき/からの検問 どちらどこまでも赤滅して/ゆるされたわけでないぼくひとりが威勢/雨のように満ち あられもなく打つ/たぐいまれなる波及の警鐘/雨樋のごとくくだし トタンにしのいで/ほがらかに暫時まきちらすのだ」(「彼と彼らはいいました『ええわたしたち、ついてゆく/のぞましいオーデクスバグ』」「Their way following ODEXVAG」)OverDrivEXtraVAGanzaーーODEXVAGしたる書としか言えぬ風速。最高だが。2016/01/30




