鴨緑江挽歌(ありなればんか)―追憶の北朝鮮

鴨緑江挽歌(ありなればんか)―追憶の北朝鮮

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797456660
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

天衣無縫な「東女」のわかは「京男」の武とともに、日露戦争後、自由と夢を求めて大陸に渡る。しかし、当時の厳しい植民地情勢の下、武は仕事と友人を最優先し、夫婦の心は行き交わない。また、鮮満国境の僻地を転々とするうち、十人の子を産んで五人を亡くす悲運に打ちのめされ、わかは死をも決意するようになる。だが、周囲の人々の民族を越えた温かい人間愛に支えられ、武の高い理想にも励まされて、悲しみはいつしか他人への愛に昇華していく。―父母の苦闘の歳月を次女・朝が綴った追憶の物語。第22回新風舎出版賞フィクション部門優秀賞。

目次

1章 新義州、義州時代(一九一八(大正七)~一九二六(昭和元))
2章 泰川時代(一九二七(昭和二)~一九二九(昭和四))
3章 昌城時代(一九二九(昭和四)~一九三〇(昭和五))
4章 再び新義州、義州時代(一九三一(昭和六)~一九三二(昭和七))
5章 寓居時代(一九三三(昭和八)~一九三五(昭和一〇))
6章 新義州、旅順時代(一九三六(昭和一一)~一九三九(昭和一四))

著者等紹介

遠藤節子[エンドウセツコ]
1918年、朝鮮平安北道新義州生まれ。元満州、中国・北京を経て日本に帰国。秋田、東京都と遍歴。小・中学校教職歴50年、21校に勤務。とくに敗戦後3年間、北京残留。留用日人の子弟教育に夫とともに従事、全員無事。最後の引き揚げ船で帰国した体験は今も忘れがたいという。1983年、潮賞ノンフィクション部門入選、96年、NHK学園自分史文学賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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