内容説明
時代の何もかもがひたむきだった、あのころ―１９７０年代との訣別。３０年の時を経て刊行！青春の証しを求めた２０歳前後の作品から２７篇を精選。
目次
１ 黎明（桎梏の夜；素描；ゴール；塩辛い善意；静物）
２ 情調（懐胎；天使；子供；クイックターン；正直な春）
３ 罪過（初心；永遠のストローク―ぼくの偏西風へ；瞼にかかる霞だけは；幼稚なリフレイン；風化）
４ 訣別（免罪符；鎮魂歌―Ｙへ；往ける者―Ｋへの鎮魂にかえて；訣別’７２；四角な鉄格子）
５ 転生（大手町 神田―東京；行方知れず ほか）
著者等紹介
鈴木芳樹［スズキヨシキ］
１９５１（昭和２６）年、岡山県生まれ。１９７４（昭和４９）年、早稲田大学政経学部卒業。同年、日本経済新聞社に入り、産業部記者などを経てローカルテレビ局へ出向中
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