内容説明
ゆっくり起きた朝。本を片付けて、アルバムをめくって、二度寝して、電話して、ゴキブリ退治して…第２０回新風舎出版賞ビジュアル部門最優秀賞受賞。
著者等紹介
もとはしさとこ［モトハシサトコ］
１９８０年、埼玉県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。現在は、オランダに留学し、新たなイラストレーションの創造に取り掛かっている。『にちようび』で、第２０回新風舎出版賞ビジュアル部門最優秀賞を受賞。他にも、ＡＲＴ ＢＯＸ主催の絵本新人賞を受賞など、数々の受賞歴がある
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感想・レビュー
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ひほ
27
とっても細かい絵。パラパラ漫画のような絵本です。2017/05/27
みーなんきー
25
デッサンが上手！白地に黒のペン１本で描いた絵。最初は汚部屋だが、ムクッと起きだして少しずつ片付けると、部屋はだんだんとすっきりし、最後は他人を呼べる素敵な部屋になる。言葉はなく、それだけを黙々と追っていく本なので、よけいに刺激される。私も誰かに見られている絵本の主人公になって、部屋の片付けしようかな。2016/01/04
かおりんご
17
絵本というより、アート。めっちゃ汚い部屋が、少しずつ片づけられていくのだけれど、その描写が細かい！2014/01/15
Te Quitor
12
文字なし絵本。背景は一切変化せず、部屋が片付いていくのを眺めるだけの作品。足の踏み場も無い、否、それ以上に散らかった部屋。凄まじい散らかりっぷり。部屋の細かな描写が見事だ。とある日曜日に大掃除を始めた女の子。大掃除も侮れないよ。片付けは人間臭さを生み出す行動だ。本を読み出し･･･。アルバムをめくりはじめ･･･。二度寝･･･。三度寝･･･。それを除いた数少ない時間で最終的には綺麗になっているのだから、意外と要領が良いんだなぁ。裏表紙から引用『読んであげるなら 5才から 自分で読むなら だらしない成人むき』2014/07/03
ニッポンの社長ケツそっくりおじさん・寺
10
これ面白い。塗り絵の様に色の無いイラスト。台詞もト書きも全くない絵本。起こされて、散らかりまくった部屋を片付け終わる迄の話（？）だが、巻末に散らかしてある物一つ一つの説明があるのも芸が細かい。眺めていると気が紛れる。途中の二度寝三度寝もよくわかる（笑）。自分の本棚にあってもいい一冊。2012/11/27
