熱海の青年将校―三島由紀夫と私

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  • サイズ B6判/ページ数 134p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797443240
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

防衛大学を卒業し、幹部候補生として陸上自衛隊に入隊した著者は、訓練中に怪我をし療養を余儀なくされ、図らずも出世コースから外れる。焦りと苛立ちの中で入院生活を送るある日、二・二六事件で唯一自決した青年将校の幻を見る。その後、自らも青年将校として多忙な日々を過ごしていたある日、手にした雑誌で三島由紀夫の『憂国』を読み、熱海で見た青年将校のことを綴った手紙をきっかけに、三島との交友がはじまる。そして―『憂国』執筆から10年、三島は市ヶ谷駐屯地、総監室のバルコニーに立っていた。長年の友人としてその素顔を知る元自衛隊幹部が、沈黙を破って語る三島の肉声、そして「11・25」。35年目の真実―。第20回新風舎出版賞ノンフィクション部門最優秀賞受賞作。

目次

第1部 熱海の青年将校(峠の桜;国立熱海温泉病院;「療養」が意味するもの ほか)
第2部 三島由紀夫と私(出会い;『英霊の声』;体験入隊 ほか)
終章 昭和終焉の日
「三島事件」をふり返って

著者等紹介

原竜一[ハラリュウイチ]
防衛大学卒業(二期生)後、陸上自衛隊に入隊。昭和40年頃から都内警察署の剣道場で、作家三島由紀夫と竹刀を交える仲となり、昭和45年の「三島事件」にも市ヶ谷駐屯地で現場に立ち会った。平成元年、陸将補をもって定年退官。『熱海の青年将校―三島由紀夫と私』で第20回新風舎出版賞ノンフィクション部門最優秀賞を受賞
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感想・レビュー

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寅次郎

1
2.26事件は奇怪なる昭和の珍事件?

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