内容説明
雨降りの日はいつもお家で過ごすマギマギ。そんなある日、ふと思いつき、始めた楽しいこととは…。
著者等紹介
武内祐人[タケウチヨシヒト]
1969年、大阪生まれ。京都市立芸術大学卒業後、1998年に大阪に壁画制作事務所「アイボリー」を設立。現在、奈良市に拠点を移し、壁画制作のかたわら、定期的にイラスト展やライブペインティングを開催するなど、イラストレーターとしても活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダリヤ
8
はじめは、雨がやまないかなって、待ち遠しそうに窓の外を眺めていたマギマギ。お気に入りの生地を使って、真っ赤な大きな傘を作ったマギマギは、今度は雨が降るのを待ち遠しそうに、窓の外を眺めてる。ちいさな楽しみをつくると、窓の外がどんな天気でも楽しくなるよね。マギマギの寝室の窓からみえる夜空が、とてもきれいで、すき。2012/05/14
ぐうぐう
6
雨の日は、誰だって憂鬱なもんだ。それはクマのマギマギとて同じこと。でも、そんな雨降りの日、外に出たマギマギは、あることを思い立つ。言葉がひとつもない、絵だけで物語が紡がれていくこの絵本は、言葉がないことで、とても深い余韻に包まれる。読み終わると、雨の日が楽しくなるに違いない。本当に、心があたたかくなる絵本。2009/10/18
玲
3
姪っ子と交互にmagimagiのセリフを考えながら読んだ。2010/07/27
玲
3
最初は気まぐれなお散歩だったかもしれない。それでも、水たまりに、街並みに、赤い布きれにと愛着が広がっていって、退屈だった雨の日まで愛おしいものになる。最早雨の日は、晴れを待つだけの退屈な時間ではない。私の友だちや家族みんなが、こんな気持ちで好きなことを増やしていけますように。2009/10/18
今日の カワサキ
0
たけちゃんの本を図書館で予約。こちらはもう絶版で、まぼろしかと思った。「マギマギのともだち」は文字があるけれど、こちらはないので、そこんとこが難しい。傘買うのかと思いきや、作るーーーー!?ってなった。私も娘も真っ赤な傘欲しいなぁ。2014/01/20