日本の農業史

日本の農業史

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  • サイズ B6判/ページ数 527p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797440133
  • NDC分類 612.1
  • Cコード C3061

内容説明

世界中のどの地域、どの民族をみても、それぞれ特徴のある食習慣があり、その食を支えている農業が行われている。その特徴ある農業はその地域の風土に適しているからに他ならない。日本の場合はそれが「米」であった。食料生産の基礎となる稲作を中心とする農耕生活が誕生した弥生時代から、現代までの二十五世紀に亘る日本の農業の歴史を辿り、その基盤となった「食」を中心とする各時代の日本民族の姿を明らかにする。

目次

第1章 地球の歴史と気候
第2章 先史時代における日本人の食生活―採集・狩猟・漁労から農耕へ
第3章 飛鳥・奈良時代における生活と農業―開田の推進
第4章 平安時代における生活と農業―経営する農民の出現
第5章 中世における生活と農業
第6章 近世における生活と農業
第7章 明治期の生活と農業―地租改正、老農の活躍、多様な新規作物の導入
第8章 大正・昭和戦前期の生活と農業―昭和恐慌の影響と農村経済更生運動、低下する戦時下の生活
第9章 戦後期の生活と農業―農地改革、米の生産調整、農産物の貿易自由化、基本法による農政の推進

著者等紹介

松山良三[マツヤマリョウゾウ]
1926(大正15)年、北海道生まれ。1949(昭和24)年、北海道大学農学部卒。農林水産省技術審議官、国際協力事業団(現国際協力機構=JICA)理事、全国農業改良普及協会会長、全国農村青少年教育振興会会長などを歴任。現在、学士会評議員
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