内容説明
民話、それは人生の道しるべ、人々の宝、そして歴史の真実を語る。民話には救いがあり、人々の願いに応えてくれる。夢と希望が溢れ、幸福を願う人々の姿を垣間見ることができる。ペスト、宝物、愛、幽霊、霊魂の救済、小人、巨人、精、悪魔、魔女など…。素朴なドイツの信仰、風俗、迷信が顔を覗かせ、生きたいと願う人々の姿が滲み出ている。
目次
1 人のいとなみ(前兆と予言;悪行 ほか)
2 あの世(彷徨う幽霊;いろんな幽霊の姿 ほか)
3 小人と巨人(小人;巨人)
4 精たち(家の精;木や森の精 ほか)
5 悪魔や魔法使いたち(悪魔;魔法使い ほか)
著者等紹介
浅井治海[アサイハルミ]
1932年生まれ。高分子や有機合成関係に従事。定年退職後、ゲルマン民族などの伝説に注力
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