内容説明
西暦三千二百五十年（地球暦二百五十年）―。まさに地球はひとつになっていた。二十歳の誕生日、牧元芳男は謎の事故死を遂げた両親からのメッセージを受け取る。その先には思いも及ばない、巨大な陰謀が潜んでいた。彼は両親の遺志を受け、その巨悪に立ち向かっていく。人類の存在意義とは何か？人類進化の流れは？宇宙論、進化論、遺伝子工学、未来テクノロジーなど、豊富な情報と知識をリアリティ豊かにふんだんに盛り込み、宇宙的視点で生命の生成と進化を描いたハードＳＦ大作。
著者等紹介
マモル・富田［マモルトミタ］
１９３７年１月２０日生まれ。長年、大学で人類学の研究・教育に従事。小学生以来の熱心なＳＦファン。『宇宙と人類』が処女作となる
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