内容説明
女性進出は果たして幸せなのか?ジェンダーの先進国オーストラリアに見る“真実”。オーストラリアにおける女性の社会進出について、その裏面に焦点を当てた最新リポート。
目次
女性差別と人種差別
たかが家事・されど家事
女性管理職は女らしいか?
誰のための保育園?
男性とフェミニズム
男の売春・女の売春
著者等紹介
臼田明子[ウスダアキコ]
神奈川県出身。旧姓は筒井。慶応義塾大学卒業後、日本電気(株)ことNEC勤務。シドニー大学大学院修士課程修了(ジェンダー・スタディーズ専攻)。現在、ニュー・サウス・ウェールズ大学大学院博士課程女性学専攻在学中。同大学にて非常勤講師も勤める。神奈川県川崎市男女共同参画センター主催の講演『オーストラリアの保育』や、JSAA(Japanese Studies Association of Australia)での学会発表『Self‐perception of Tertiary Educated Japanese Housewives』他講演活動も行っている
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感想・レビュー
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kenitirokikuti
5
図書館にて。2003年刊行。著者は慶応卒、NEC勤務。シドニー大学大学院でジェンダースタディーズ専攻、ニュー・サウス・ウェールズ大学大学院博士課程女性学専攻在学中(当時)▲160ページと短く、全5章で異なったトピックを扱っており、院でのレポートをまとめたものかしら? /アングロ白人、先住民であるアボリジニ、移民、アジア系、と階層がある豪州事情。中産階級の女性にとって結婚や育児は桎梏だったが、労働者階級にとってはそうでなかったり、生活満足度は既婚子持ち有職女性が高かったり、移民・アジア系も一枚板ではなく。2018/11/16