内容説明
85歳になるまで不眠不休で身を粉にして働いた母、その姿はまさに子供の鏡であった。明治、大正、昭和の世相動乱を物資不足の時代に、妻として、母として、その責任を果たし、天寿を全うした著者の母の生涯を賞賛する。
目次
母の生いたち
母の風体と特徴
母の結婚は苦労の始まり
祖父の気質
兄の出征と陰膳
叔父は南太平洋の海底に眠る
従兄は神風特攻隊員として散った
母の人情
川西航空機工場で七十四人が死亡
B29のパイロット手柄山に来る〔ほか〕
著者等紹介
藤原佑造[フジワラユウゾウ]
1933年生まれ。兵庫県神埼郡寺前村(現大河内町)出身。兵庫警察官、兵庫県交通安全協会講師、日本禅画協会会員禅画師家を経て、長男とコンビニエンスストア経営
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- 和書
- 母は眠る。見事に眠る