内容説明
寝たきりでやって来た祖母を、小さな孫たちは家族の一員として迎え入れた。そして、20余年。介護はいまだ続く。「うちは、平和やなあ」と孫は言うが…長年にわたる姑の介護を経て、誰かに伝えたいこんなこと、あんなこと。
目次
朝
街角で
青垣山の麓
おばあちゃん
二十四時間、三百六十五日
オムツを洗う
子供たち
孫の力
介護が続いたわけ
老人に求められること〔ほか〕
著者等紹介
林ゆかり[ハヤシユカリ]
1941年、宮城県気仙沼市に生まれる。約5年間の教員生活後、27歳で結婚、三女一男あり。40代後半5年間、生保営業。この10年、在宅で個人授業(家庭教師)を務める。姑の介護、21年。現在も続く。奈良県天理市在住
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