鬼才李賀 - 夭折薄幸の唐代詩人

鬼才李賀 - 夭折薄幸の唐代詩人

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797407266
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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中唐期の天才夭逝詩人、李賀を描いた作品。ガチで鬼才と称される人物。あまり聞いたことがない人物だし、詩人ものだからあまり期待していなかったところもありましたが、非常に良かったです。天才的な詩の才能をもつも、宦官が牛耳る朝廷から嫌われる愚直な硬骨漢に推薦されたため、理由にならないこじつけを付けられ、進士試験の受験資格を剥奪されてしまうという不幸な目に合う。死に際に自分の作品を友人、沈子明に世に出してほしいと託し、また支えてくれた母に感謝の意を示しそのまま亡くなるシーンとかは泣けた。2015/04/05

鴨の入れ首

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中国唐代(中唐)に生きた異色の詩人・李賀の生涯を描いた歴史小説です。李賀は「鬼才」の異名を取るほど独創的で優れた感受性を持った天才詩人でしたが、彼の周囲にいた大人たちの政争に巻き込まれて不遇の生涯を送り、病気によって若くしてその不幸な生涯を閉じました。彼の悲しい生涯と早すぎる死は、俗世の愚かさと芸術の不滅を表しているかのようでした。大変興味深く読みました。2024/03/01

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