内容説明
「人口減少」と「テクノロジー」が日本人の未来の性を変える。新しい「性の公共」をつくるNPOという立場から、障害者・高齢者の性・不倫・性教育・性風俗・売買春・JKビジネス・パパ活など性にまつわるあらゆる社会課題の現場に足を踏み入れ、問題解決に取り組んできた著者のこれまでの知見をいかした集大成。AI研究者による最新の研究事例もふまえて、性の未来予想図を描き出す。
目次
第1部 日本人の性 未来予測カレンダー(2019年 「パパ活女子大生」がキャンパスに溢れる;2020年 単身の高齢女性が「ジジ活」を始める;2021年 「アダルトコンテンツ難民」の高齢者が街をさまよう;2024年 未成年の「フェイクポルノ」がネットで拡散される;2025年 セックスレスの夫婦がマジョリティになる ほか)
第2部 テクノロジーが変えるセックスの未来(AIはセクサロイドに心を宿すか―対談×松原仁(人工知能研究者。公立はこだて未来大学教授)
XRがもたらす仮想セックスのリアル―対談×藤井直敬(株式会社ハコスコ代表取締役。理化学研究所脳科学総合研究センター適応知性研究チームリーダー))
著者等紹介
坂爪真吾[サカツメシンゴ]
1981年新潟市生まれ。一般社団法人ホワイトハンズ代表理事。東京大学文学部卒。新しい「性の公共」をつくる、という理念の下、重度身体障害者に対する射精介助サービス、風俗店で働く女性の無料生活・法律相談事業「風テラス」など、社会的な切り口で現代の性問題の解決に取り組んでいる。2014年社会貢献者表彰、2015年新潟人間力大賞グランプリ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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