出版社内容情報
仕事や趣味にすぐ使える!
【累計97000部突破!配色アイデア手帖の第二弾】
心に浮かぶ日本の表現を形にできる新しい教科書。
欲しい配色と言葉がすぐに見つかる!
文化/伝統/四季/風景/現代の日本
日本人が育んだ色と教養が詰まっている。
デザイン/イラスト/ビジネス/プレゼン/ハンドメイド
塗り絵/趣味/和の言葉/心の癒やし など
日本の色や言葉を扱うすべての人に役立つ!
桜井 輝子[サクライ テルコ]
著・文・その他
内容説明
全101項目のテーマと合計2597選の配色数。日本の配色見本と美しい言葉がたっぷり詰まった完全保存版。
目次
第1章 日本文化と伝統の技
第2章 芸術と色
第3章 春の暦と行事(如月・弥生・卯月)
第4章 夏の暦と行事(皐月・水無月・文月)
第5章 秋の暦と行事(葉月・長月・神無月)
第6章 冬の暦と行事(霜月・師走・睦月)
第7章 日本の七十二候
第8章 日本列島北から南
第9章 色相別・日本の風景
第10章 「オノマトペ」からイメージする色
第11章 暮らしの中の日本文化
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
86
こちらじゃないバージョンも持っていますが、日本の色版も素敵〜。やっぱり色の名前が良い。伝統的なあれこれだけでなく、七十二侯とそのイメージカラーまですべて(もちろん、CMYKとRGBともに)細かく掲載されていてびっくり。普通に日本のことを勉強するのにも良い1冊です。和菓子歳事記も繊細で可愛い〜。この本の形、作業しやすさを考慮されているということも知って工夫に感動しました。あと、「君の名は。」が出てきたのにもびっくりした!笑2020/03/01
mii22.
62
日本の美しい風景、季節の移ろいと年中行事、衣食住、日本文化芸術からオノマトペによるイメージまで、これまでに日本人が育んできた色の美意識がこの一冊でわかる。どのページも写真がとても美しい。一番のお気に入りページは【夏至】梅雨空の下、華やかに咲き誇る花菖蒲をイメージさせるような薄紫と雨に濡れた緑を遠くから見た時をイメージしたひんやりとした薄緑を中心とした配色。好きな色は年齢とともに変わっていく。今好きなのは【青緑の風景】【青紫の風景】の配色のページ。いつまでも眺めていたくなるような贅沢な配色アイデア手帖。2019/04/22
ひ ほ
40
配色アイデア手帳のまさに完全保存版。見ているだけで楽しい本です。パッチワークしたりするのにとても参考になりそうな本です。季節感のある配色とか文化、風景のイメージカラーというのはなるほどと納得でしたが、オノマトペのイメージまであってさすがだなぁと思いました。2019/07/10
ムーミン
38
人間の感情、情緒、生活、習慣、文化などなど、色というのはあらゆるものに繋がっていることがよくわかりました。作品作りのヒントを得ようと思って購入しましたが、これからいろいろな場面に使えそうです。2023/09/09
Mishima
38
美しいなあ。愛でたい本。このような本には『読了』という言葉はそぐわない。何度でも開いて、新しい発見があるのだから。日本はこんなにも美しいいろんな顔を持っているのだなぁ。例えば江戸時代から続く伝統工芸品、つまみかんざし。季節をモティーフにした絹に糊付けして造られるそれは、ため息が出るような雅さ。古来から伝わる季節の習わしや色をあらわす言葉の妙に目を止めると、まるでいにしえ人と繋がったような心持ちになる。歌でも詠んでみよう。季節のページ啓蟄から。麗らかに/ 風ぞたよりの /名残り雪/祈り祈りて/啓蟄のころ2019/03/04