なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?

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なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?

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  • サイズ 46判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797397147
  • NDC分類 707.9
  • Cコード C0034

出版社内容情報

世界で話題の、自分磨きとしての美術鑑賞法いま、世界中で話題の美術鑑賞法!

見方を少し変えるだけで、
アートが最高の“自分磨き”のツールに変わる。

世界のビジネスエリートの間で広まっている
美術鑑賞法「ヴィジュアル・シンキング・ストラテジー(VTS)」。

もともと、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の来館者向けに、
美術鑑賞のリテラシーを高めてもらう目的で考案されたが、
米国の小学校教育の現場で導入されると、美術作品の理解力が上がるのと同時に、
観察力や読解力、問題発見力、論理的思考力などの向上にも効果があるという結果が出たという。

そこで本書では、「ヴィジュアル・シンキング・ストラテジー(VTS)」をベースにした
美術鑑賞法の企業研修を行なっている、
京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センター副所長・岡崎大輔氏を著者に迎え、
人生に役立つ美術鑑賞法を解説する。

はじめに
あなたはこの絵から、何を?読み取り?ますか?

序章 世界のエリートがやっている“自分を磨く”ための美術鑑賞法
・いま、世界のエリートは「アート」に注目している
・世界のエリートがやっている美術鑑賞法
・世間の美術鑑賞の「常識」は、間違いだらけ!?
・ニューヨーク近代美術館で開発された美術鑑賞メソッド「ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ(VTS)」(2)
・アメリカの教育現場でも、VTSの効果が実証
・VTSの日本版「対話型鑑賞」とはなにか?

第1章 なぜ、美術鑑賞が「最高の自分磨き」になるのか?
・「アート」と「アート作品」の違い
・アート作品は私たちに「答え」ではなく「問い」を発し続けている
・アートとは、「作品(モノ)」と「観る人(ヒト)」との間に生まれる不思議なコミュニケーション(4)
・美術鑑賞は、「みる」「かんがえる」「はなす」「きく」のループで深められる
・美術鑑賞において、大切なのは「言語化」

第2章 最高の美術鑑賞は、この「問いかけ」からはじまる
・対話型鑑賞の「3つの問い」
・「みる」「かんがえる」「はなす」「きく」
・「対話型鑑賞」では、アート作品の作者の「制作意図」は問わない
・自分が「ファシリテーター」になればアートはもっと深く鑑賞できる

第3章 対話型鑑賞を実践してみよう
(初級)
・対比する
・タイトルを付けてみる(直感)
・要素を組み合わせる
・複数の「可能性」を取り出す

(中級)
・「立場」を変えてみる
・「前後関係」を考えてみる
・連想する

(上級)
・抽象化する
・「自分の考え」の前提を問う
・喩える(置き換え)

・「対話型鑑賞」をはじめるにあたって
・「自分がどのように変わったのか?」を取り出してみる
・「脳内対話」を用いれば、一人でも「対話型鑑賞」ができる
・美術館へ行かずに美術鑑賞をする方法

終章 今後、「アート」がますます重要になっていく



岡崎 大輔[オカザキ ダイスケ]
著・文・その他

内容説明

「アート×ビジネス」であなたの眠れる能力が引き出される―。今、グローバル企業がこぞって研修に使う話題の鑑賞法!

目次

はじめに 世界のエリートがやっている人生と仕事が劇的に変わる美術鑑賞法
序章 なぜ、美術鑑賞が仕事に役立つのか?
第1章 「作品の情報」に頼らずに鑑賞する
第2章 じつは、私たちは「アート作品」を見ているようで見ていない?
第3章 「アート作品」は「事実」と「解釈」を分けて鑑賞する
第4章 「3つの問い」と「4つのプロセス」で鑑賞を深める
第5章 “実践編”アート作品を鑑賞するときの8つの視点
終章 なぜ、新しい時代に「アート」が重要なのか?

著者等紹介

岡崎大輔[オカザキダイスケ]
京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センター専任講師、副所長。阪急阪神ホールディングスグループの人事部門にて、グループ従業員の採用・人材育成担当を経た後、同センターに着任。対話を介した鑑賞教育プログラム「ACOP/エイコップ(Art Communication Project)」を、企業内人材育成・組織開発に応用する取り組みを行っている。企業、行政、NPOほか各組織を対象に、セルフラーニング、チームビルディング、ダイバーシティをテーマとした研修プログラムや組織開発ワークショップを多数開発・実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佳音

98
題名からしてわかりそうなものじゃんと自分に突っ込みを入れた。パラパラ読んで、三ページで図書館に送り届けました。2019/02/18

momogaga

46
①「アート」と「アート作品」のちがい。②ラベリングされた「知識」にたよらずにアート作品の鑑賞法。③対話型鑑賞を通して身に付く「問題発見能力」と「問題解決能力」。以上を学びました。おかげで、美術館へ行く理由がまた一つふえました。2023/08/12

Kentaro

37
アート作品を鑑賞するということは、正解のない問いに主体的に取り組み、自分なりに答えを導き出すという行為である。明確な答えが出ない状態にあっても考え抜く力がアートにはある。従来のビジネスにおける「答えはひとつ」という前提は、善悪、好き嫌い、嬉しい、悲しい等、二元論で物事を考える習慣につながる。一方、アート作品には、ひとつの事実に対して、複数の解釈が成り立つのがふつうでもある。アート作品の鑑賞によって、物事から複数の可能性を見出す観察力、観察から取り出した事実に基づいて論理的かつ体系的に思考する力も身に付く。2019/03/28

おおにし

27
本のタイトルが、売れたビジネス本のタイトルを意識したものになっているため、ピンとこないが、美術作品を鑑賞することで思考力を向上させるというメソッドを紹介した本。我々は通常1つのアート作品を1分も見ないが、1作品10分以上鑑賞し、それぞれ自分の解釈を語り合うことで多様的なものの見方を身につけるというもの。思考力アップにどこまで有効なのかわからないが、絵画の鑑賞方法としては面白いと思う。今度美術館へ行ったら試してみたい。2020/07/16

ミライ

26
タイトルに惹かれて購入。AIが仕事を奪っていく時代でエリート層は美術館に足しげく通う、、、エリート層も使っているアートの鑑賞法をくわしく解説。アートの鑑賞方法から入り、実際に存在するアート作品を通して(アート作品は本の冒頭にカラーで紹介されているので安心)、「どのような視点で鑑賞すればよいのか?」が詳細に解説されている。個人的にアートは「さっと見るだけ」の視点しかなかったので、この本で書かれていた鑑賞方法は今後実践してみようと思った。2018/09/23

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