サイエンス・アイ新書<br> 教養としてのプログラミング的思考―今こそ必要な「問題を論理的に解く」技術

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サイエンス・アイ新書
教養としてのプログラミング的思考―今こそ必要な「問題を論理的に解く」技術

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  • サイズ 新書判/ページ数 186p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797395402
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C0240

出版社内容情報

プログラミングしない人にこそ必要な能力!プログラミング的思考とは「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」である。本書はプログラミングに馴染みのない読者層を想定し、現実の問題解決に役立つ方法論として、プログラムの設計に用いるフローチャートを活用した思考整理及び課題解決のプロセス化を解説。その結果として、「プログラミング的思考はなんぞや」という問いへの解を提示する。日常生活で起こりうる事象を例に、その解法をフローチャートにより疑似的なプログラムで表現し、思考とプログラムの関連を示す。また、簡単な幾何やロボット等の一般的なプログラミング問題も紹介し、プログラミング的な論理的思考を提案する。

目次
第1章 コンピュータとソフトウェア
1.1. 身近にあるコンピュータ
1.2. ソフトウェアの役割
1.3. 思考機械としてのコンピュータ
1.4. 思考の表現としてのプログラム
1.5. プログラミングとは何のこと?

第2章 プログラム的な処理の書き方について
2.1. 言葉による説明の難しさ
2.2. 図でプログラムをイメージする
2.3. フローチャートの記号

第3章 プログラムの基本形と考え方
3.1. シーケンシャルな処理 ?カレーライスの調理?
3.2. 判断分岐のある処理 ?ジャンケンの勝ち負け?
3.3. 繰り返しのある処理 ?ロボットの操作?

第4章 正解の無い問題をプログラムにする
4.1. 定量化してプログラムにする ?買い物の思考?
4.2. プロセスをプログラムにする?ディベートとディスカッションの違い
4.3. 推論をプログラムにする ?特ダネと怪情報の真偽判断?

第5章 プログラムに適したアルゴリズムの作り方
5.1. 文章からアルゴリズムを考える ?囚人のジレンマ?
5.2. 図解からアルゴリズムを考える ?川渡の問題(幅探索問題)?
5.3. アルゴリズムからわかること

第6章 数理問題とプログラム
6.1. 正三角形を描く
6.2. 正三角形をコピーする

草野 俊彦[クサノ トシヒコ]
著・文・その他

内容説明

「プログラミング的思考」とは、ある目的を達成するために、それを実現する一連の動作を決め、その部品となる個々の動きを選択し、それらの正しい組み合わせを導き出す考え方です。プログラミング的思考は、コンピュータ・プログラミングのためだけでなく、社会生活の中の状況を理解し、自らの問題として解決する論理的思考の実践にも役立ちます。思考を視覚化する方法を含め、あたかもプログラミングするかのように考えを整理する知恵は、諸々の問題解決のヒントを探す方策として、あらゆる人が積極的に活用すべきなのです。

目次

第1章 コンピュータとソフトウェア(身近にあるコンピュータ;思考機械としてのコンピュータ ほか)
第2章 プログラミング的な思考と表現(プログラミング的に考える準備;思考の表現としてのプログラム ほか)
第3章 プログラムの基本形と考え方(シーケンシャルな処理―カレーライスを作る;条件分岐のある処理―ジャンケンの勝ち負け ほか)
第4章 正解のない問題をプログラミングする(定量化してプログラミングする―買い物;推論をプログラミングする―特ダネと怪情報 ほか)
第5章 プログラミングに適したアルゴリズムを考える(文章からアルゴリズムを考える―囚人のジレンマ;図解からアルゴリズムを考える―川渡りの問題 ほか)

著者等紹介

草野俊彦[クサノトシヒコ]
1986年千葉大学工学部卒。同年日本電気株式会社に入社。高度先端基幹通信システムの研究開発に従事。米国デラウェア大学コンピュータ情報科学科、客員研究員。NECアメリカに駐在し、ネットワーク管理システムの基本ソフトウェア開発を推進。2007年米国系半導体企業に移り、通信機器組込システムの開発を主導。2010年ネットワーク仮想化ソフトウェア開発ベンチャーを、イスラエルで起業。過去20年間に渡って国際機関におけるIT技術の標準化に貢献し、米国電気電子学会(IEEE)の標準化小部会で議長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっしー@challenge

6
プログラミングには言語学習と切り分けて汎用的な"思考法_アルゴリズム化"が要!料理のような人間的な作業をコンピュータにやらせるには曖昧さに線引きする。完了と未了を"何をもって""定量的に"示すこと。そのタイマー機能はひとつの手法。終盤、"囚人のジレンマ"や"川下りの問題"については論理クイズにも似たテーマでアルゴリズムと論理的思考が近い考え方と事例を持って感じられた。2023/02/05

りら

6
アルゴリズム、プログラムなど分かっていたようで分かっていなかった言葉の意味やフローチャートを利用した説明がとても分かりやすく記されていた。プログラマーやシステムエンジニアというお仕事は専用の言語を理解する前に論理的思考が必要なのだと感じた。コンピューターに「察する」「当たり前」などの発想はなく、それらのフワッとした物を定義付けしてあげなければプログラムはつくれないのだと思うと目の前にある様々なソフトウェアに感謝の気持ちが芽生える(笑)2021/08/31

tsune105

5
物事を全てフローチャートに落とし込むという手法をケーススタディ。題名にある思考法を学べるバリバリ文系の私にも腹落ちしまくる。2020/02/29

トンちゃん

3
プログラミングに興味があって読みました。 プログラミングの書籍と言うと難解かつ奇怪な英文や記号の羅列を見ることになると思いがちですが、本書ではそういった小難しい面は出てきません。 炊飯器やカレーの作り方といった身近な例を題材にしてプログラミング的思考方法を噛み砕いて説明してくれています。 玉ねぎがあめ色になったら…こんなの人間からすると極当たり前のことで疑問すら浮かびませんが、プログラミングとしては不正解です。プログラミング的思考を身につけることで論理的にもなれますので一読してみることをオススメします。2018/12/12

だんだん

3
どんなことが書いているか興味があり読んだ。自身がシステム開発を生業としているので、その中では基本となるようなことが書いてあり今一度リマインドとなった。自身が新人として社会人になった時はこのような考え方は一つの「理系」チックな考え方だなぁと思ったのだが、このような本が出るということは、こういった「理系」チックな考えが主流となることを示唆しているのだなぁと感じた。2018/09/30

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