出版社内容情報
理屈がわかれば、落とすのは簡単だ!キタナイ! クサイ! クサイ!
なぜ汚れが発生するのか そして、どのように落とせるのか、防げるのか
本書は汚れの発生と消失を、化学的に解説する書である。
汚れにはさまざまな種類がある。たとえば、なにもしなくとも発生するホコリ汚れ、レンジまわりの油汚れ、シンクの水垢、浴室の黒カビや湯垢、トイレの黄ばみや尿石、そしてサビなどである。
そして各汚れに対して清掃効果を発揮する、さまざまな化学洗剤・化学物質が存在する。中性洗剤、アルカリ性洗剤、酸性洗剤、メラミンフォーム、アルカリ電解水、セスキ炭酸ソーダ水、クエン酸、防ぬめり剤・防カビ剤(次亜塩素系殺菌)、クレンザー(ケイ酸鉱物)などである。
本書では、これら作用の化学的メカニズムを解説、効率のよい汚れ落としと予防策を提案する、科学教養書である。
第1章 汚れが発生するしくみと落ちるしくみ
第2章 生体と汚れ
第3章 衣料の汚れ
第4章 水回りの汚れ
第5章 日用品の汚れ
第6章 家屋の汚"
第1章 汚れが発生するしくみと落ちるしくみ
第2章 生体と汚れ
第3章 衣料の汚れ
第4章 水回りの汚れ
第5章 日用品の汚れ
第6章 家屋の汚"
齋藤 勝裕[サイトウ カツヒロ]
著・文・その他
内容説明
「汚れ」はどこにでも発生します。衣服の汚れ、家の汚れ、身体の汚れ。そして、汚れを取り除く方法もたくさんあります。用いる用具も薬品もたくさんあります。しかし、どの方法、どの薬品を使っても良いというものではありません。一口に汚れといっても、金属に着いた汚れと皮膚の汚れでは大きな違いがあります。本書は汚れ落としという、大変に身近で卑近な現象、行動を解説したものです。しかし、同時にそのような毎日の何気ない働きのなかに潜む科学の働き、化学物質の働きを発見し、確認しようという意図のもとで書かれたものです。汚れ落としという何気ない働きの中にいかに多くの科学と化学が詰まっているか、そしてそれを開発研究するためにいかに多くの先人が知恵を絞ってくれたかをご紹介します。
目次
第1章 汚れが発生するしくみと落ちるしくみ
第2章 衣料の汚れ
第3章 水まわりの汚れ
第4章 日用品の汚れ
第5章 家屋の汚れ
第6章 体の汚れ
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
1945年5月3日生まれ。1974年東北大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。名古屋工業大学名誉教授。愛知学院大学、中京大学非常勤講師。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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羊山羊
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ジュリ
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