SB新書<br> 5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人

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SB新書
5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人

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  • サイズ 新書判/ページ数 168p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797390865
  • NDC分類 366.32
  • Cコード C0234

出版社内容情報

安倍政権が最重要施策のひとつに掲げている「働き方改革」が連日、マスコミで取り沙汰されています。
その狙いは、日本のビジネスパーソンの長時間労働にメスを入れ、生産性を向上させること。
この点で日本の先を行くのがドイツです。

ヨーロッパの経済大国として、経済を引っ張るドイツ。
日本より労働時間が短く、生産性は高い。なぜ、これが可能になったのか。

「この国のサラリーマンたちの労働時間の短さと、休暇の長さには驚嘆させられる」という在独ジャーナリストの著者が、その秘密を解き明かします。

内容説明

ドイツに27年住んでわかった定時に帰る仕事術。

目次

序章 日本の働き方は改革できるのか?
第1章 なぜドイツは残業なしでも経済大国なのか?
第2章 国による厳しい監視が必
第3章 残業よりも早い帰宅を評価する
第4章 ドイツの仕事は個人でなく会社につく
第5章 過剰なサービスを減らして時短を実現
第6章 日本でも働き方の意識改革が必要だ

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

363
やっぱりドイツは色んな意味で合理的だなと思った。逆に日本が非合理的な感じがした。別に日本でも残業を減らす方策はあるし、心の底から残業したいと言う人はいないと思うし、この辺はこれから発展していくのかなぁ。2017/10/16

ハッシー

77
★★★★☆ すごく共感。労働時間は短いのに、経済は絶好調のドイツ。元NHK記者でドイツ在住27年の著者が日本とドイツの違いを徹底分析した新書。私もかつてドイツ人の部下を持ったときに、著者が経験したようなカルチャーショックを何度も受けた。「木を見て森を見ず」:日本人が製品やサービスの水準を高めるという細部(木)にこだわるあまり、健康で幸せな生活を送るという労働の本来の目的(森)を見失っているという著者の表現に共感。ドイツ人のやり方がすべてよい訳ではないが、その合理的な考え方には見習うべきところが多い。2019/11/06

Mr.チャーリー

60
「働き方改革」と、あちこちから聞こえてきて、僕の勤めている会社も例外ではありません。ドイツと日本の働き方の違いがよくわかりました。ドイツの働き方が必ずしもベストとは言い難いでしょうし、日本人気質からして馴染みにくい点も感じます。サービスする側、される側の意識や上司と部下との意識の改革も必要ではないかなと感じます。2018/10/21

yomineko@ヴィタリにゃん

51
表紙から見ると軽い内容かなと思いましたが、エビデンスもふんだんに使って日本とドイツの労働事情を説明しています。取引先のスゥェーデンの会社が請求書に「7/5~8/5休みます」と書いてあってやっぱりヨーロッパはいいなぁとタメイキ・・・ドイツ人は5時まで必死で働く。だから残業をしなくても利益を上げることが出来る。こんな当たり前な事を日本の企業が出来ない上、過労死までさせてしまう・・・薄い本なのですぐに読めました。2019/08/13

再び読書

42
この本骨子はドイツの法規制ともの作りの煮詰めをしない国民性の認識不足が存在している。唯一意味が有ったのは、仕事をシェアして休みを取りやすい方法論だった。川口マーン恵美氏が語っている鉄道の不安定な運行状態、インフラ整備の納期遵守の意識の欠如、脱原発の進行状況。そこには、言及されていない。ドイツ製品の品質神話はぼくの中でとっくに崩壊している。壊れれば直せば良いというヨーロッパのロジックは島国では通用しない。サービスの受けとる印象は正しいという判断では無く、他との比較も重要。日本人として対応不可な内容が多い2019/11/07

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