データサイエンティストの秘密ノート―35の失敗事例と克服法

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データサイエンティストの秘密ノート―35の失敗事例と克服法

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797389623
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

出版社内容情報

近年ビジネスにおいて、現状を分析し、意思決定を行ったり、説得力のある提案をするためのツールとして、膨大なデータを介したデータ分析の必要性がますます高まっています。膨大なデータを蓄積し続けてはいるものの、それらを有効活用している企業は非常に少なく、分析ニーズも高まるばかりです。本書は、データ分析の初心者や企業担当者を対象に、データ分析技法の実際を解説するものです。
「人は成功からは学べない、失敗からこそ多くを学ぶのだ」という認識から、SBTが手掛けた事例を元に、データ分析を行う際に起こりやすい失敗点とその克服法を解説します。これにより、読者は、リアリティのある、真に役立つデータ分析の手法をマスターすることができます。
著者は、豊富なデータ分析の経験を持つSBT社データサイエンス部のスタッフであり、ダイナミックかつ具体的な事例を紹介します。

Chapter.1 3つのフェーズで進めるデータ分析プロジェクト
Chapter.2 フェーズ1(準備)の10の失敗事例と克服の仕方
Chapter.3 フェーズ2(分析)の20の失敗事例と克服の仕方
Chapter.4 フェーズ3(報告)の5の失敗事例と克服の仕方
Chapter.5 失敗に意味を持たせると、分析力が向上する

高橋 威知郎[タカハシ イチロウ]
ソフトバンク テクノロジー(株)技術統括データソリューション本部データサイエンス部シニアアナリスト。著書に『14のフレームワークで考えるデータ分析の教科書』(かんき出版)『データ活用実践教室』がある。

白石 卓也[シライシ タクヤ]

清水 景絵[シミズ アキエ]

目次

1 3つのフェーズで進めるデータ分析プロジェクト(アクションが起こらないデータ分析に価値はない;3つのフェーズと9つのステップ ほか)
2 準備フエーズでつまずかないための10の失敗事例(分析目的から逸れた興味本位な分析をしてしまう;ヒアリングで依頼者の本当の要望がくみ取れない ほか)
3 分析フェーズを着実に進めるための20の失敗事例(依頼者のすべての要望に応えようとしたが、時間が足りない;新たな分析手法にチャレンジしたが、時間が足りない ほか)
4 報告フェーズでコケないための5つの失敗事例(報告資料のコメントがわかりにくいと言われてしまう;情報を詰め込みすぎたスライドを作ってしまう ほか)
5 データサイエンティストになりたい!という人に知ってもらいたい「とってもディープな私」

著者等紹介

高橋威知郎[タカハシイチロウ]
ソフトバンク・テクノロジー(株)データサイエンス部シニアコンサルタント。内閣府(旧総理府)およびコンサルティングファームなどを経て現職。官公庁時代から一貫してデータ分析業務に携わる。退官後、ビジネスデータを活用した事業戦略およびマーケティング戦略、製品開発、マーケティングROI、LTV、統計モデルの構築等のコンサルティングを行う

白石卓也[シライシタクヤ]
ソフトバンク・テクノロジー(株)データサイエンス部エキスパートデータアナリスト。新卒でソフトバンク・テクノロジー(株)に入社。学生時代は、Webマイニングや画像認識の研究をしていた。入社時は、情報システム・セキュリティ部に所属し、社内SharePoint、ワークフローの導入などに従事。現在は、主にIoT領域にてセンサデータ等の分析および予測モデルの構築、分析コンサルティングを行っている

清水景絵[シミズアキエ]
ソフトバンク・テクノロジー(株)データサイエンス部データアナリスト。システム開発会社を経て現職。学生時代は、宇宙物理学の領域でニュートリノの質量検出可能性の研究をしていた。前職では、Webアプリケーションのシステム開発に従事。現在は、主にヘルスケア領域にてヘルスケアデバイスデータ等の分析および予測モデルの構築、分析コンサルティングを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふくみみ

6
まだ仕事のプロセスや業務範囲が確立していないデータ分析の仕事のあやふや感が不安でした。別の本を探していて、この本の方が適していたので。大枠の進め方はコンサルのそれと同様と思いつつ、仕事自体多くの会社にとって新しい仕事なので同じような失敗に今現在直面しているケースも多いと思われます。贅沢を言えばデータ分析の9ステップの実例も見てみたかったですがそこは失敗例からということか。このように組織的に進めているところでもビジネスモデルの確立が課題とあってそっかーと思いました。次に読む本も決まってありがたい。2017/03/19

yyhhyy

3
統計学出身でビジネスの段取りが苦手な人向けのビジネス本。でもヒアリング能力や報告、共有能力というのは重要で、ここがこなれると、できる人、の評価にになっていく2018/02/10

記憶の図書室

0
意外と身近な事例が満載でさらりとチェックできた。こういった失敗事例を他人の口からでなく書籍で読むと客観的になれてよい。2017/10/16

Riko

0
図書館で借りた2017/10/01

ユータス

0
データ分析プロジェクトにおける典型的な失敗をその克服法と一緒に紹介している本。ですが、前段として書かれているChapter1の「3つのフェーズで進めるデータ分析プロジェクト」の内容がとても参考になります。分析のゴールは計算結果ではなく、計算結果の解釈とそこから導かれる提言であって、最終的に依頼者がアクションを起こさなければ価値はない(=失敗)です。色んな克服法が書かれていますが、まずは「Quick and Dirty」を心がけ、関係者全体での認識を合わせながら分析のサイクルを回すようにしたいと思います。2017/09/24

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