出版社内容情報
人はいかにして既成概念を破り、生きるのか
内容説明
それまでの世界観をくつがえす相対性理論を提唱した天才科学者、アインシュタイン。苦労人で自由人、「ユーモラスなオッサン」でもあり、その言葉は今も、勇気や発見を与えてくれます。彼が当時、何を見、どう考えて相対性理論にたどり着き、そして周りの人々にどのようにかかわって生きたのか?それらをまとめて知るための、欲張りな1冊です。
目次
序章 アインシュタイン前夜
第1章 アインシュタインの誕生
第2章 奇跡の年
第3章 特殊相対性理論
第4章 教授時代
第5章 一般相対性理論
第6章 アインシュタイン・フィーバー
第7章 アインシュタインと平和
第8章 アインシュタインと宇宙
著者等紹介
新堂進[シンドウススム]
1971年、長野県生まれ。専門はプログラマ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tadashi_N
13
伝記がメインで、理論の説明少々。このバランスが良いのかも。2023/01/06
ふくいち
5
「大人の科学伝記」という言葉を見て,そう言えば,伝記って子供が読むものとは限らないのだが,なぜか子供用のものばかり。こういう趣向の伝記もいいものだ。相対論の解説はわかりやすくしようとして空回り気味だし,特殊相対論の思考実験について,学生時代に読んだ別の本の方がもっとわかりやすかった。科学の解説書はたくさんあるが,本書はあくまでも伝記であるから,ほほえましいエピソードを読んで暖かい気分に浸ろう。2018/10/28
harupii
3
アインシュタインが1人の人間だということがわかる本。 功績や1番有名な相対性理論や核のイメージが強かったが、ユダヤ人の迫害に悩み若い頃から論文を沢山書き苦労を重ねたり恋愛をしたりしながら生きていてむしろかなり過酷な人生を歩んでいる。 別荘を贈呈されたかと思えば賞金首になり移住を余儀なくされたり息子を失ったり自分の発明を戦争に使われたり... 平和を求めてユダヤ人の母国作りに尽力。 伝記でその人の人生を垣間見ることでより人に敬意を払えるようになる気がするので続けよう。2024/07/22
ぐーちょき
3
伝記と呼ばれるものを久し振りに読んだ。情けないかな読み終わっても、スゴイ人なんだ!ということくらいしか分からない(笑)。相対性理論も"へぇ"てな感じで恥ずかしいもんです。自分の"好き"がよく分かってる人は、人生を走り切れるのかな。2019/03/24
コーキ
3
ざっくりと、アインシュタイン、相対性。2017/09/28