SB新書<br> 会話のしくじり―失敗から学ぶ「反面教師の会話学」

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会話のしくじり―失敗から学ぶ「反面教師の会話学」

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797387636
  • NDC分類 809.4
  • Cコード C0295

出版社内容情報

反面教師の会話学!誰にもある「あの時、ああ話していればなぁ」の体験。

その話し方、実は間違ってますよ!

会話は、失敗から学ぶか、達人から学ぶか、そのどちらかしかない!

ある者は会話の失敗経験から学び、ある者は会話巧者の話し方から学ぶ。

私も含め、しくじり君たちの会話を〈反面教師〉として学んでください!

「あっ、それいい話し方だね」と感じたものについては、「その話し方、いただきます!」


はじめに なぜ「ひと言多い!」は生まれるのか? ?心理学でみた余計なひと言

第1章 誰にもあるある「失敗、後悔のひと言」を反面教師に

・相手を傷つけてしまうひと言
「○○すべきだったのに」等

・相手の反感をかうひと言
「その必要はない」「別にいいよ」等

・話す人の常識が疑われるひと言
日本語の使い方の誤用など

・使い方が誤っているひと言
「それでいいんじゃないですか」等

・言い訳として墓穴を掘るひと言
「やろうとは思っていたのですが……」等

・可能性を狭めてしまうひと言
「どうせ……」「うちは○○だから」等

・言っても仕方ないひと言
「だいじょうぶ?」等

※2章以降は、フレーズ主体ではなく、会話ケース例を元に紹介していきます。 ⇒ 具
体的にイメージしてもらうため下記にケース例を載せます

第2章 話し方ひとつで自分の株を落とす理由がわかっていますか――話し方で人はしく
じる、損をする
・無意識に使いがちな言葉を意識下におく
・鍛練で「失言率」は確実に減らせる
・良い自己紹介と悪い自己紹介 など

第3章 話し上手と思う人は、余計なひと言により注意しなさい――しゃべりのプロにも
ある落とし穴
・「私が、私が」病と傾聴の技術
・会話の主導権をにぎっているのは自分という過信
・使う側に悪気はなかったが……は結構罪深い など

第4章 品位を疑われる日本語、感心させられる日本語――あなたの日本語はどっち?
・日本語の使い手として言語感覚を磨くことが余計なひと言を防ぐ
・バカ丁寧語病がまん延している
・敬語は日々鍛錬 など

第5章 発展編:そのひと言、オキテ破りだけどなぜかいい!
・絶対的なNGワードがあるわけではない、相手状況に応じた使い方を
・皮肉なひと言が持ち味になる人とは
・余計なひと言を反転させる毒舌の力、効果的な使用例 など



梶原 しげる[カジワラ シゲル]
早稲田大学法学部卒業。文化放送に入社してアナウンサーとなり、92年からフリー。司会業を中心に活躍中。東京成徳大学客員教授(心理学修士)、日本語検定審議委員。

内容説明

近年「雑談」の地位が急上昇。その裏には雑談に苦手意識を持つ人たちの存在がありそうだ。「自分が上手に話せていないのでは?」という思いも会話術やコミュニケーション術の本に人を向かわせる。実際、SNSの普及などで一般の人も「失言」する機会が格段に増え、会話や雑談のスキルがより重要性を帯びてきた。思わぬ会話のしくじりで、自分の株を下げてしまわないよう、会話の基礎技能を上げる術を伝授する!

目次

第1章 誰にでもある「しくじる人の話し方」(話がぶつかる人はしくじっている;気持ち良く話している人はしくじっている ほか)
第2章 物の言い方でしくじらないために(本来の意味と逆の意味で使って“しくじる”慣用句;「やばい=肯定」「微妙=否定」をも受けとめる大人のたしなみ ほか)
第3章 論理性に欠ける人はしくじっている(わかりにくさの原因―主語が明確でない/主語と述語がつながっていない;対策1 主語を意識する ほか)
第4章 しくじり回避のための7カ条(雑談が苦手な人には便利?定番マニュアル;雑談マニュアルを忠実に実行するとヘンなことに ほか)
終章 会話は最後まで演じきれ(「言葉としぐさの不一致」が問題に;非言語的なメッセージをコントロールする ほか)

著者等紹介

梶原しげる[カジワラシゲル]
1950年、神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業。文化放送に入社してアナウンサーとなり、92年からフリー。司会業を中心に活躍中。東京成徳大学客員教授(心理学修士)。日本語検定審議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

197
最近、身近なところで"ちょっとした言い方ひとつ"の問題が多発しているので読んでみた。かなり薄い内容だが、己を振り返って再確認する事が出来た。興味がある話や、思い入れの強い事に関してとなると、自分の考えを伝える事に集中してしまう事はよくある。"煮詰まる"の使い方は私も間違えていた。もっと肩の力を抜いて、人の話に耳を傾けよう。2016/11/13

香菜子(かなこ・Kanako)

31
会話のしくじり 失敗から学ぶ「反面教師の会話学」。梶原しげる先生の著書。会話のしくじり、失敗の経験は誰しも多かれ少なかれあると思う。私自身もおしゃべりが大好きだけれど、その場では気付かなくても後になって、余計なことを言ったかな、失礼で無礼で不躾だったかな、と失言を反省することもあります。そういう失言や暴言は雑談のときに起こりがち。失言や暴言を避ける正しい雑談術を学べる良書です。2018/12/28

アイロニカ

1
うーん? 予想外にいまいちな読後感だった。しくじり会話の例文を挙げて傾向と対策を考える三章まではまぁ良いとして、四章からの胡散臭さに耐えがたい苦痛を感じる。これはマナーよりも感覚を優先するパーソナリティの影響かもしれない。特段目新しいことが書いてあった気もしないので、軽い文章のノリが合わなければ別の本を読むべきだろう。2017/12/25

KURENAI-XJAPAN

1
この本を読んで、会話でしくじる人の例があったのですが、まるで自分が主人公か?!と思わず焦ってしまいました。私と共通する事は1.相手の話を最後まで聞かず、自分があっ!と思った単語を言葉にし、喋り出す。(相手はまだ話しているのに) 2.うまく言おうと変な会話や言葉でしくじる。 3.話しているのは自分なのに「わかりやすく説明して」と言われた時、要約できずしどろもどろ。これらを改善するには日常生活、意識、精神そのものを変えないと無理だと感じました。自分の事より、相手の話を聞く事だけにまずは特化して鍛えてみます。2017/09/02

かめぱぱ

1
図書館にてついでに借りたら、意外と良かったかも。私はよく友人とかから「会話に主語がないから話がわかりづらい」と言われるのを思い出した。改めて意識しなきゃなー。他にも取り入れたいことあったので試してみよう。2017/05/13

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