出版社内容情報
順列・組合せを楽しもう。
中学生・高校生レベルの数学を楽しい会話で学ぶシリーズ第七弾。順列・組合せをはじめとする「場合の数」をテーマに、「僕」と三人の数学ガール(ミルカさん、テトラちゃん、ユーリ)が数学トークを繰り広げます。
あなたへ
プロローグ
第1章 レイジースーザンを責めないで
第2章 組み合わせで遊ぼう
第3章 ヴェン図のパターン
第4章 あなたは誰と手をつなぐ?
第5章 地図を描く
エピローグ
解答
もっと考えたいあなたのために
【著者紹介】
1963年生まれ。プログラミング言語、デザインパターン、暗号、数学などの分野で入門書を執筆。 代表作は『数学ガール』シリーズ。J.S.バッハの「フーガの技法」が大好きな、プロテスタントのクリスチャン。2014年度日本数学会出版賞受賞。
内容説明
数えるって、こんなに深い意味があったの?「僕」と三人の少女が「場合の数」の秘密を解き明かす。数学の幅広さを知る数学トーク、第七弾。
目次
第1章 レイジースーザンを責めないで(屋上にて;中華レストランの問題 ほか)
第2章 組み合わせで遊ぼう(宿題を終えて;一般化 ほか)
第3章 ヴェン図のパターン(僕の部屋;集合 ほか)
第4章 あなたは誰と手をつなぐ?(屋上にて;中華レストランの問題、再び ほか)
第5章 地図を描く(屋上にて;テトラちゃんの話 ほか)
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
65
そうです。数えることが数学の基本です。さて、何を数えようかな。2017/05/20
hydrangea
22
高校生の頃には、順列や組み合わせの問題が結構苦手にしていたこともあって、懐かしさ&苦笑いしながら読み進めることになりました。何となく理解したつもりにはなりますが、後半は息切れしながらの読了です。「もれなく、ダブりなく」という考え方を社会人になってから指摘されることもあり、数学的思考というのは無駄にはならないことを実感しています。2017/04/02
kk
18
今回は順列・組み合せのお話。確率とか統計を考えていく上で大事なコンポーネントになるから、しっかり復習しなきゃ、ってことで読み始めたんですが、読み進めるうちに頭ん中がこんがらがってきて、途中から付いていくのがちょっと大変になってしまいました。このシリーズ、数学好きの中学生をも対象にしてるってのに。己がトコトン文系だってことを、改めて思い知らされたkkでありました。でも、くじけないけどね。2019/12/07
Kent Kaseda
18
思わず例題を真剣に解いてしまう。そして、受験勉強や宿題では味わえない、数学の本質的な面白さに気が付く。本書で紹介される、数学の問題を説くヒント集は、数学以外の学問、あるいはもっと幅広い人生の問題にも応用可能である。2018/02/22
えも
17
今回は順列、組み合わせから、おなじみパスカルの三角形などへと続いていく。問題を別の解釈に帰着させることが、場合の数のコツなので、色々な例をあげているところが面白い▼でも電車の中の読書では物足りない。欲求不満になる。やっぱり場合の数は紙と鉛筆がなくちゃね。2017/10/06