- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > GA文庫
出版社内容情報
何かが起こる!? 文化祭が始まるよ?♪初芝優佳、宣戦布告!?
文化祭を舞台に噂の黒幕たちが暗躍する……。そのとき清一は?古都子は?
田尾 典丈[タオ ノリタケ]
神奈川県横浜市出身。第10回(2008年)えんため 大賞小説部門優秀賞受賞作『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!』で、ファミ通文庫( エンターブレイン)からデビュー。
ReDrop[レッド ロップ]
内容説明
「つまり、メイド服を着て、皆の印象を変える…ってこと?」古都子のイメージを変えて悪い噂を一掃するため、清一たちは文化祭でメイドカフェを出店する事に!!「初芝優佳のデリケートゾーン(仮)?」だが、文化祭の目玉企画としてラジオ番組がねじ込まれ、優佳は協力が難しくなる。仕掛けたのは合同開催を持ち掛けた黒陵高校の時雨亜恋。裏で何やら画策している様だが…。「ダメだよ。優佳に優しくしたら」文化祭が近付くにつれて、優佳は亜恋との行動が増える。清一たちとは疎遠になり、態度にも変化が―。二学期に突入し、さらに前途多難な『実は一途な純情乙女?』系ラブコメ、初芝ファイヤーな第6弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
43
オタク少年と元不良の少女の恋模様を描いた物語の6冊目。古都子の悪い噂を払拭すべく、文化祭でメイド喫茶をする話。何か思ってる以上に物語の進行速度が遅いので、若干ダレてきた所もあるけど、今回も安定して面白かったです。まさかこのタイミングで初芝までもが恋愛バトルに参戦するとは思いもしなんだ。敵が小物すぎたのは残念でしたが、古都子と初芝の絆の深さをこうして見ることが出来たのは良かったかな。本番は次巻っぽいし、次こそは物語も大きく進展してくれることをきたいしてます2016/06/16
佐治駿河
39
文化祭前編そしてメイド喫茶。最後は優佳もついに主人公(清一)に告白。優佳は負けヒロイン確定ですがそれでも応援したくなるキャラではあります。今巻は自分がほろ酔い状態で読んでいたので、面白く感じたのですが深堀せずにさらっと読んでしまいました。娯楽小説なので酔って読んでもあまり気にしませんけどね。ダークヒロイン(亜恋)もいい感じで物語をかき回してくれます。この作品が人気シリーズになったこともうなずけます。2024/09/13
Yobata
32
三影高校も文化祭シーズンが訪れ、清一達は古都子のイメージ払拭のため、メイド喫茶をする事に。しかし三影の文化祭は亜恋のいる黒陵との合同文化祭になり、初芝のラジオ企画がねじ込まれる。初芝も嫌々ながら了承と、亜恋は再び裏で何かを画策し…。文化祭,初芝参戦。古都子の悪評を流してる現況とされる亜恋がついにこちらの懐に潜り込み、古都子を憎む理由も清一に明かす。不良死すべしの悪即斬の思想はかなり振り切っちゃってたねぇwでもそれじゃ君のした事は?と思ったけど、清一がバシッと言ってくれて大変スカッとしたwまだ古都子を→2016/06/14
よっち
31
古都子のイメージ払拭のため文化祭でメイド喫茶を企画する清一たち。しかし文化祭はアコのいる黒陵高校との合同文化祭になり、初芝が彼女の画策に巻き込まれる第六弾。古都子ともギクシャクしてしまい、やもやしたものを抱えたままの初芝。そんな初芝を気にかける周囲が救うべく奔走する展開でしたけど、まっすぐにぶつかった清一や古都子の想いが初芝に伝わり、初芝もようやく素直に気持ちを伝えられた展開は良かったです。そういう意味で物語的にも大きな転機になりましたけど、まだ何かありそうなアコの言動が気になりますね。次巻も楽しみです。2016/06/14
ナカショー
29
黒陵高校と合同文化祭をする事になるが黒陵高校の生徒会長は清一にトラウマを植え付けた亜恋で、初芝を利用して古都子を陥れようとする第6弾。合同文化祭を利用して古都子を徹底的に陥れようとする亜恋のやり口に読んでる間怒りMAXでしたが、上手くやり包められる様を見て胸がスカッとしました。だけど文化祭はまだ1日目が終わったばかり。亜恋の恨みはまだまだありそうなのでどうなることやら・・・・・・。そして、遂に初芝参戦!あの告白は正直卑怯です。惚れてまうやろー!!2016/09/29