SB新書<br> 新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか

電子版価格
¥880
  • 電子版あり

SB新書
新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797386271
  • NDC分類 686.53
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ギネス世界一の駅は
世界一の迷宮だった!?

リニューアル工事が2016年3月に完成する「ギネス世界一の乗降客数」をほこる新宿駅の謎を、
駅研究の第一人者である田村圭介准教授と、気鋭のゲームクリエイター上原大介が解く!


地上2階、地下7階の新宿駅はどのようにして、平均乗降客数364万人/日をさばいているのか。

謎1)新宿駅はギネス世界一の乗降者数をどうさばいているのか?
謎2)なぜ新宿には、駅名に「新宿」とつく駅が10もあるのか
謎3)新宿駅の谷間に存在する7つの抜け道の秘密
謎4)新宿駅と内藤新宿、新宿花街ができた理由
謎5)新宿駅はなぜサクラダ・ファミリアより長く工事が続いているのか
謎6)改札の中に改札があるわけ
謎7)ル・コルビュジェ唯一の日本人弟子が新宿駅周辺をつくっている
謎8)新宿駅を使う364万人とはどういう人か?
謎9)新宿駅が日本最大のアトラクション(ダンジョン)である理由

第1章 なぜ人は新宿駅で迷うのか
第2章 新宿に「新宿」とつく駅が10もあるわけ
第3章 新宿を解く三つの暗号
第4章 新宿駅の東西を繋ぐ七つの抜け道
第5章 新宿駅を行き交う364万人とはどういう人か?
第6章 西口地下迷宮の謎
第7章 新宿駅の工事はなぜサグラダ・ファミリアより長いのか
第8章 新宿駅の未来

【著者紹介】
一級建築士。昭和女子大学生活科学部環境デザイン学科准教授。1970年東京生まれ。95年早稲田大学大学院理工学研究科建設工学(建築)修了。98年ベルラーヘ・インスティチュート・アムステルダム修了。98‾99年UN Studio勤務。99‾2002年FOAジャパン勤務時に横浜港大さん橋国際客船ターミナル(02年)の設計・監理を担当した。著書に『迷い迷って渋谷駅』(光文社)、『東京駅「100年のナゾ」を歩く』(中公新書ラクレ)。

内容説明

新宿には「新宿」と名のつく駅が10もあり、日々、364万人もの人をさばいている。364万人というのは、たとえばドイツの首都、ベルリンの人口に匹敵する。新宿駅は交通結束点として、どのようにしてこれだけ多くの人を、大きな事故もなく毎日さばいているのだろうか。この謎にターミナル駅に詳しい話題の大学准教授と、50万ダウンロードの大ヒットRPGスマホアプリ「新宿ダンジョン」の開発者が迫る。

目次

第1章 なぜ人は新宿駅で迷うのか
第2章 新宿に「新宿」とつく駅が10もあるわけ
第3章 新宿を解く三つの暗号
第4章 新宿駅の東西を繋ぐ七つの抜け道
第5章 新宿駅を行き交う364万人とはどういう人か?
第6章 西口地下迷宮の謎
第7章 新宿駅の工事はなぜサグラダ・ファミリアより長いのか
第8章 新宿駅の未来

著者等紹介

田村圭介[タムラケイスケ]
一級建築士。昭和女子大学生活科学部環境デザイン学科准教授。1970年東京生まれ。95年早稲田大学大学院理工学研究科建設工学(建築)修了。98年ベルラーヘ・インスティチュート・アムステルダム修了。98~99年UN Studio勤務。99~2002年FOAジャパン勤務時に横浜港大さん橋国際客船ターミナル(02年)の設計・監理を担当した

上原大介[ウエハラダイスケ]
沖縄で活動しているゲームクリエイター。大学を卒業後、機械組込系の開発会社に数年勤務した後、ゲームを制作するために独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キク

64
新宿はすごく馴染みのある街だ。なにせ紀伊國屋本店がある。「新宿駅」「西武新宿駅」「新宿三丁目駅」「東新宿駅」「新宿御苑前駅」「西新宿駅」「西新宿五丁目駅」「新宿西口駅」「新線新宿駅」「南新宿駅」があり、大ボス新宿駅にはJR6線、京王2線、小田急、メトロ、都営地下鉄2線の計12路線が流れ込んでくる。著者はその新宿駅を、初期ドラクエ風のドット絵で「新宿ダンジョン」としてゲーム化した。各事業者がバラバラに自分の分の地下図面を持っていたので、そのゲームで初めて新宿ダンジョンの全貌が明らかになった。やろうかな、、、2023/04/10

しいたけ

63
アプリゲーム「新宿ダンジョン」開発者上原氏(沖縄人!)の苦労と、建築士で大学で教鞭をとられている田村氏による新宿の解説が交互に書かれている。4年前に北海道から引っ越してきて久しぶりの新宿は、新生活への私の不安に拍車をかけた。「〜線から来たら東口は使えません。中央東口です。」ヒェ〜、地上に出しても貰えないの⁈と涙目だった。「今日初めて新宿で迷子にならなかったね」と仲睦まじいカップルの会話も耳に入る。新宿〜アプリもやってはみたが、訳わからずにお返しした。勉強と思いよくうろうろ歩いている。この本は相当役に立つ。2016/05/01

ぐっち

39
伊勢丹帰りにブックファーストに行こうとして、迷った地下の本屋で発見。あまりにぴったりな本で買ってしまった。そういえば東京に来て1か月目に、西武新宿線から都営新宿線に乗り換えようとして、延々40分迷ったのだった・・・。(しかも「地下鉄って漫才に出てくるアレでしょ」的うちの郷里からではなく、梅田で4年間修業を積んで阪急・地下鉄乗り換えを制覇してからの上京だったのに・・・)本の中身は、「新宿ダンジョン」というゲームを作った人と、一級建築士の人が解説する「新宿ダンジョン攻略本」。2016/05/29

魚京童!

27
答えは書いてないよね。その事実をまとめただけ。新宿駅すごいね。たしかグーグルが駅内のマップを公開していたからそれに従うようになる。全部グーグル様に任せればなんとかなるのだ。建物の中でも迷わない!まだ3次元的な案内はできないみたいだけど。2019/03/04

緋莢

27
沖縄で活動しているゲームクリエイターの上原大介は、友人に会いに上京した際、新宿駅で迷ってしまう。それをきっかけに新宿駅を舞台にしたゲームを作る事に決め、新宿駅の調査を始めるが、そこは予想以上の「ダンジョン」だった・・・ターミナル駅に詳しい大学准教授と、RPGスマホアプリ「新宿ダンジョン」の開発者が、「新宿駅」に迫る。2016/06/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10177481
  • ご注意事項

最近チェックした商品