不透明な10年後を見据えて、それでも投資する人が手に入れるもの

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不透明な10年後を見据えて、それでも投資する人が手に入れるもの

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797385663
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C0034

出版社内容情報

衰退する日本で投資を希望とするために!

●10年後のあなたを救う「正しいリスクの取り方」!

グーグルが人工知能の研究を猛烈な勢いで進め、米アマゾン社がドローンなどで物流革命を加速し、アメリカのベンチャー「スペースX」が宇宙ビジネスを開発する――日本の外で起きているこうした大きな流れを、個々の日本人は黙って指をくわえて見ているしか方策がないのだろうか。
いや、そんなことはない。現在のグローバル社会は18世紀の社会と決定的に違うところがある。それは、ヒト、モノ、カネ、さらに情報の移動が自由ということだ。仮にグーグルやアマゾンがこれからの勝ち組になるというのであれば、われわれはこれらの会社とビジネスをしたり、これらの会社に働き先を見出すことができる。
もっと簡単な方法は、日本にいながらにしてこれらの会社の株を買うことだ。そうすることで、彼らが描こうとしている成長の波に乗ることが可能となる。
実際、12年前にグーグルが上場したときに100万円を投じてこの会社の株を買っていれば、いまあなたは1710万円の資産を持っていることになる。アマゾンの場合は、上場時の100万円が、現在は4億930万円になっている。
本書では、衰退の道を歩む日本経済のなかで、伸びない給料や増える税金に悲観する人たちのために、「希望」となる投資の話をわかりやすく解説していく。投資によって「希望」を取り戻し、投資を通じて自分を鍛えることは、確実にあなたを成長させるだろう。
ただし、手前味噌のファンドを推奨するようなことはしない。本書は、書き手の運営するファンドを宣伝したり、出資を募るための道具ではないからだ。(なお、筆者自身はファンドなどを運営しない経営コンサルタント・投資家であり、中立的な立場で投資や金融について語ることをモットーとしている)。
あくまでも読者に投資や金融の世界を紹介し、経済リテラシーを高め、未来に「希望」を持ってもらうことが本書の目的である。不透明な世界で生き残っていくためにも、投資を通じて将来の「希望」を掴み取ってもらいたい。

●理不尽な世の中で、株式投資だけがフェアで平等な世界

●天才バフェットだって大失敗し、絶えず勉強している

●「本質を見抜く力」を鍛え、不透明な未来を生きよ

はじめに
たった1年の間に大きな変化が我々を襲った
人工知能革命が「次なる産業革命」になる可能性
10 年後を見据えて投資することが、10 年後のあなたを救う

第1章 イノベーションへの嗅覚こそが投資を異次元の世界に引き上げる

第2章 人工知能、自動運転の分野に忍び寄るゲームチェンジの足音

第3章 10年後、世界は驚くほど変わっている ~投資の世界から透けて見える近未来を見据えよ

第4章 投資とは未来をクリアに予測することに他ならない ~資産をつくるには10年単位で考え、日本の外に目を向けよ

第5章 資産を持つ人と持たない人の格差は今後さらに拡大するが、持つ側にいくための鉄則とは ~ダウ平均株価指数へ投資せよ

第6章 心配を恐れてコンサバな人生を歩む人が、投資の世界では突っ込んで失敗してしまう皮肉

第7章 知ったかぶりの分散投資は破滅への道 ~意外と知られていない株式投資の本当の基本

第8章 ファンドに騙されるな ~結果がすぐには見えない投資を他人の手に委ねる危険

第9章 本気で投資を考える人間が想定しておくべき人生設計

第10章 将来のリスクに鈍感な者を不意打ちする「日本リスク」

おわりに ――どんな人にも公平・平等であるのが市場
理不尽な世の中で、株式投資はフェアで平等な世界
稀代の投資家バフェットだって絶えず勉強している

【著者紹介】
1953年、東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、日本興業銀行へ入行。スタンフォード大学経営大学院で経営学修士(MBA)を取得。J・P・モルガン、メリルリンチ、リーマン・ブラザーズの各投資銀行でのマネージング・ダイレクターを経て、経営コンサルタント会社「インフィニティ」を設立。著書に、『投資銀行』(PHP研究所)『気弱な人が成功する株式投資』(祥伝社新書)『残酷な20年の世界を見据えて働くということ』など。日経CNBCテレビでコメンテーターを務める。

内容説明

理不尽な世の中で、株式投資だけがフェアで平等な世界だ。「本質を見抜く力」を鍛え、不透明な未来を生きよう!衰退する日本で投資に希望を託す秘策!

目次

第1章 イノベーションへの嗅覚こそが投資を異次元の世界に引き上げる
第2章 人工知能、自動運転の分野に忍び寄るゲームチェンジの足音
第3章 10年後、世界は驚くほど変わっている―投資の世界から透けて見える近未来を見据えよ
第4章 投資とは未来をクリアに予測することに他ならない―資産をつくるには10年単位で考え、日本の外に目を向けよ
第5章 資産を持つ人と持たない人の格差は今後さらに拡大するが、持つ側にいくための鉄則とは―ダウ平均株価指数へ投資せよ
第6章 失敗を恐れてコンサバな人生を歩む人が、投資の世界では突っ込んで失敗してしまう皮肉
第7章 知ったかぶりの分散投資は破滅への道―意外と知られていない株式投資の本当の基本
第8章 ファンドに騙されるな―結果がすぐには見えない投資を他人の手に委ねる危険
第9章 本気で投資を考える人間が想定しておくべき人生設計
第10章 将来のリスクに鈍感な者を不意打ちする「日本リスク」

著者等紹介

岩崎日出俊[イワサキヒデトシ]
1953年、東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、日本興業銀行へ入行。スタンフォード大学経営大学院で経営学修士(MBA)を取得。J・P・モルガン、メリルリンチ、リーマン・ブラザーズの各投資銀行でのマネージング・ダイレクターを経て、経営コンサルタント会社「インフィニティ」を設立。日経CNBCテレビでコメンテーターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんた

11
アベノミクスの恩恵があるからとか銀行に預けるよりはリターンがあるなど簡単な考えで投資を始める人は最近多い。間違ってはいないが、大切なことはバフェットが言っているように基本を大切にすること。その基本とは投資しようと考える企業のことを徹底して調べること。アップルの株価は10年で14倍になった。次のアップルを探す投資もよし、堅実に大企業を信頼する投資もよし。どっちのスタイルで行ったとしても投資は面白い!そう思える本でした。2016/03/10

gokuri

4
結局は自己責任で株式投資をするのが、資産形成につながり、長期的な投資が老後の役に立つという論。橘氏のように、若者に向けて書いているともおもえないし、もうしばらくしたら、日本株式の暴落リスクがあるといい、米国投資をすすめるなど、やや、分かりづらい本。2016/03/12

ココユキ

2
著者の言うように、個別の会社をよく理解して購入し、いずれテンバガーになると確信できれば良いのでしょうが、おおかた結果オーライだった件が説得材料として使われているように思います。まあそれでも日本株よりは米国株かなと私も思います。より実感として共感できるのは自己への投資の効果。正しく自己投資することで、働きざかりに稼げる額をあげる。かつ投資を継続的に行うことで老後資金を年金以外に用意する。これは「不透明な10年後」であっても有効な方法だと思うので、子供たちにも出来るだけ伝えていきたいと思います。2017/08/08

HiMAT

1
楽天証券の特典で。投資先を選別する時の考え方のベースが書かれている。イノベーションが起こるとしたら、今みたいな社会の仕組みが大きく変わりつつあるタイミングなんだろうな。2016年に発行された本みたいだけど参考になる箇所は結構あったな。2023/01/16

corriedale_

1
初心者としてハウツー的なモノを読んできたけど、やはり決めるのも責任を負うのも自分。肚をくくれるかは知識と信念の部分になるし、投資とはとなるとそういう話になるよねぇ。精神的な部分は大半の日本人の弱いとこだと思うし、アメリカ様バンザイ、か。2018/02/12

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