ＧＡ文庫 アキハバラ∧デンパトウ

藍上 陸【著】

ＳＢクリエイティブ（2016/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 331p／高さ 16cm
• 商品コード 9784797385403
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

ボクらはみんなキている
秋葉原を舞台とした、新感覚デンパ系コメディ！ 「キミが、タカハシ、くん？」
秋葉原にある「新東京多目的電波塔（アキハバラ電波塔）」に叔父（ヤクザ）の紹介で引っ越すことになった高橋（浪人）は、そこで「異世界の勇者」と出会う――。

電波塔の最上階にあるマンションの住人は「異世界の勇者」と自称するマンガ家少女、ペンネをはじめ、着ぐるみの天才美少女、昭和文化オタクの女子大生、筋肉オヤジ等々、おかしな連中ばかり……。

そこでチロ（千葉浪人）とあだ名をつけられた高橋だったが、彼は叔父から地上げのため、住人の秘密を探れという命令を受けていた……。
藍上陸×れい亜が贈る、秋葉原のマンションを舞台とした、新感覚デンパ系コメディ！

藍上 陸［ランジョウ リク］

れい亜［レイア］

内容説明

「キミが、タカハシ、くん？」秋葉原にある「新東京多目的電波塔」に叔父の紹介で引っ越すことになった高橋（浪人）は、そこで「異世界の勇者」と出会う―。電波塔の最上階にあるマンションの住人は「異世界の勇者」と自称するマンガ家少女、ペンネをはじめ、着ぐるみの天才美少女、昭和文化オタクの女子大生、筋肉オヤジ等々、おかしな連中ばかり…。そこでチロとあだ名をつけられた高橋だったが、彼は叔父から地上げのため、住人の秘密を探れという命令を受けていた…。藍上陸×れい亜が贈る、秋葉原のマンションを舞台とした、新感覚デンパ系コメディ！

著者等紹介

藍上陸［ランジョウリク］
１９８５年群馬県生まれ。２００６年、集英社スーパーダッシュ文庫より「ブール・ノアゼット」でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たこやき]

読了後、ＷＥＢ書店のサイトに書かれている粗筋を読んで、「こんな話だったのか！」と気づいた次第。主人公チロが、変な人々に振り回されている、というちょっとした事件が起きた、というのを繰り返し、最終的にちょっとバトル的な事件でまとめという形で物語性を全くと言っていいほど感じなかった。まぁ、各シーンではクスっと笑ったところとかはあるんだけどね。

2017/03/26

[HANA]

秋葉原を舞台にしたデンパな登場人物たちの話。勢いが凄かったのとセリフの使い方や転換時に記載されている記号などなど他には見れない新しい試みが良かった。変にフォント変えるよりこういう方が良い。

2016/11/17

[桜葵]

読了。　ペンネちゃん可愛い。

2022/12/30

[真白優樹]

二回浪人し叔父から指令を受けアキバのマンションに移住した少年が電波な人々と出会い繰り広げる物語。―――その家には、奇天烈な者のみがいる。本文もキャラも間違いなく電波、相乗効果で凄まじい勢いと味を醸し出すこの物語、主人公が普通の人間で常識人な部分も隠し味のスパイスが如き良さを出している。リアルで等身大な彼が今後電波に感化されてどうなるのか。それも楽しみにすると気持ちよく読めるのではないだろうか。始まったばかりの新生活、果たしてこのマンションにはどれだけの電波な人がいるのだろうか。 次巻も楽しみである。

2016/10/15

[りのん]

大学受験に失敗し二浪の主人公が実家を出るのをきっかけに、叔父とある条件と引き換えに秋葉原の電波塔のマンション区に住ませてもらうことになり、そこに住まう奇天烈な住民たちと繰り広げるコメディ。自分は異世界から来た勇者だと言う少女、超筋肉質なコンビニ店員、大学を出て数十年ニートでい続けるおじさんなど個性豊かな住民に囲まれて楽しそう。れい亜さんのイラストも素晴らしい。ただごめんなさい主人公が合わなかった。リアルな人間味が悪い方向で出てしまった印象。そこを受け入れられるかどうかで評価も変わると思います。

2016/10/13