SB新書<br> 自分の半径5mから日本の未来と働き方を考えてみよう会議

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SB新書
自分の半径5mから日本の未来と働き方を考えてみよう会議

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797384055
  • NDC分類 304
  • Cコード C0234

出版社内容情報

先送りできない日本とあなたの働き方!

◆少子化、老老介護、孤独死、待機児童問題など
数多くの難題を抱え、「課題先進国」となってしまった日本――。

◆日本ならではの価値というものはあるが、日本でしか通用しない価値はあまり意味がなくなる。
歴史は自分の立ち位置を測る格好のモノサシだが、日本はいま世界でどんなポジショニングにあるのか、
そしていま日本、さらには東京の競争力をあげることがなぜ大事なのか、
ボーダーレスの本当の意味を知ることになる子、孫世代はどうやって働き、生きていくべきなのか――不透明な時代の先を見通す

◆適切な問題解決のその先に、個人も国も成長がある!
「この世界をどう理解し、どこを変えたいと思い、自分に何が出来るか考え、行動することが、人間が生きる意味であり、仕事をする理由でもある」(出口氏)

はじめに いま6割の人が「日本の未来は暗い」と答えてしまうのはどうして?

第1章 日本の今の立ち位置ってどこだろう?

第2章 近代日本から現代までを幼年期、青年期、熟年期というふうに捉えてみよう

第3章 自分の半径5メートル以内にある問題は、実は日本の抱える問題でもあった

第4章 個人の競争力(人材的価値、時価)と日本の競争力をあえて並べて考えてみよう

第5章 日本にも隠された「伸びしろ」があるように、あなたにも気づいていない「伸びしろ」がある

第7章 最後に世界での日本の立ち位置、未来の働き方を再び意識してみよう

【著者紹介】
1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒業。1972年、日本生命保険相互会社入社。日本興業銀行(出向)、生命保険協会財務企画専門委員会委員長(初代)、ロンドン事務所長、国際業務部長などを経て、2006年に日本生命保険相互会社を退職。東京大学総長室アドバイザー、早稲田大学大学院講師などを経て、現在、ライフネット生命保険株式会社・代表取締役会長兼CEO。

内容説明

少子高齢化、財政再建など課題が山積する現在の状況から日本は適切な道を選び、歩んでいけるのか?「数字・ファクト・ロジック」を駆使して自分の頭で考え、判断することが何よりも大切な時代になっている。混迷の時代でも、自分の半径5mの世界から変えていくことが結局は早く世界を変えることにつながる。あなたの今後の人生や仕事を下支えする力を養うための一冊!

目次

第1章 「数字・ファクト・ロジック」で考える
第2章 労働生産性を上げるためには
第3章 エイジフリーで働くということ
第4章 日本再生のカギを握る「教育」
第5章 少子高齢化の先にある未来
第6章 客観的な目で見る格差社会とナショナリズム
第7章 ポピュリズムに惑わされないリーダーを育てる

著者等紹介

出口治明[デグチハルアキ]
1948年三重県生まれ。京都大学を卒業後、1972年に日本生命保険相互会社入社。生命保険協会の初代財務企画専門委員長として、金融制度改革・保険業法の改正に従事。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て、同社を退職。2006年に生命保険準備会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年ライフネット生命保険株式会社を開業。2013年6月より現職

島澤諭[シマサワマナブ]
1970年富山県生まれ。東京大学経済学部卒業。1994年、経済企画庁(現内閣府)入庁。2001年内閣府退官。秋田大学教育文化学部准教授等を経て、2015年4月より中部圏社会経済研究所経済分析・応用チームリーダー。この間、内閣府経済社会総合研究所客員研究員、財務省財務総合政策研究所客員研究員等を兼任。専門は世代間格差の政治経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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大阪魂

45
ひさびさの出口さん!やっぱ刺激あるわー!人口減少、少子高齢化の中で変えなあかんこと、大きな思想として①要介護さけるためにも定年廃止、年齢でなく困った人を助ける制度にする、②海外から選ばれる英語、秋入学の大学作る、③高齢者より子ども、ひとり親支援重視などゆったうえで、まずは読者自身がかわるために「数字、ファクト、ロジックで考える」「人、本、旅でインプットを増やす」「リーダーの本質的な役割=自分の言葉で周囲に伝えて共感をえる、を身につけるために5m以内の先輩上司を目標にして自分磨く」やりなさいって!がんばろ!2024/02/20

Kentaro

27
江戸時代の経済の停滞は、実は「鎖国」という東アジアに共通した誤った政策がもたらしたものです。日本も中国製の絹や陶磁器が欲しかったので、16世紀初めまでは東南アジアに朱印船を出して交易を行っていました。交易が互いの生活を豊かにするとわかっていながら、鎖国という政策を続けたが故に、このような歪んだ形の交易スタイルが生まれたのです。明のあとに中国大陸を支配した清も、鎖国政策を継続しました。しかしその結果、東アジアは盛んに世界と交易を行っていたヨーロッパに追いつかれ、やがて追い越されていきます。2025/06/10

ぐっち

11
メディアの意見を参考にするのはいいが鵜呑みにするのはよくない。人・本・旅などによっていろんな情報をインプットし、自分の頭で考えることが大切。2017/06/04

ニョンブーチョッパー

8
★★★★★ 出口さんの本は気づきが多い本が多い。大きい問題から小さい問題までいろいろなレベルのことがあるけれど、自分の半径5mからなら変えていける可能性が「誰にでも」ある。 ・日米の蜜月より米中の関係の方が古くからある。 ・生産性を上げるにはまず年功序列をやめる。 ・シニアはそれだけ人生経験を積んでいるわけで、シニアの多い大学を想像するといろいろな化学変化が起きそうで面白そう。 ・小学校に入れない子どもはいないことから、待機児童問題はやる気の問題という点はうなづける。 ↓2018/11/15

タペンス

7
・超高齢社会で政策の基軸となるのは健康寿命を伸ばすこと。一人で食べてトイレに行ける健康寿命を伸ばす最適の方法は、どの医師にきいても働くことだという。・日本人はマスメディアの情報を鵜呑みにしすぎ。・チャンスを平等に与えることも大事だけどある程度逃げ道があったほうが人は幸せかも。・冷静かつ客観的に様々な出来事を分析することは視野を広げることだから、今後の人生や仕事をしっかり底支えする力につながる。知らないことたくさんあるなと痛感する。勉強したい気持ちになった。2022/10/25

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