出版社内容情報
ネットワークの定番構成パターンを徹底解説
長年の実務経験でしか得られないネットワークの物理設計・論理設計・運用管理のポイントがこの1冊で手に入る――。
本書では、現代のネットワークを社内LAN、インターネット接続、サーバLAN、拠点間接続の4つに分け、それぞれの構成の最適解を提示しています。
それぞれの最適解については、機器構成設計、物理構成設計、VLAN設計、IPアドレス設計、ルーティング設計、STP設計、FHRP設計、スタック構成設計、リンク冗長化設計、帯域拡張設計、経路冗長化設計などなど、詳細まで踏み込んで解説。
ネットワークを設計する方、情報システムの提案書/提案依頼書を描く方から、ネットワークの技術力を向上したい方まで、ネットワークにかかわるすべてのエンジニアの実務に耐えうる一冊です!
<主な対象読者>
●知識をどう使えばよいかわからないネットワークエンジニア
資格試験やテキストなどを通じてネットワークの基礎知識をマスターしたネットワークエンジニアが最初にぶち当たる壁、それが現場のネットワークとのギャップです。実際に現場に出て、ネットワークを構築してみると、「あんなに勉強したはずなのに…」「おかしいな…」とギャップに苦しむことも多々あるでしょう。本書は現場で目にすることが多いネットワーク構成を、基礎知識レベルで解説していきます。そのギャップを埋める助けになることでしょう。
●ネットワークを知る必要が出てきたサーバエンジニア
仮想化技術やストレージネットワーキング技術など、今やシステムに欠かせないものとなった技術の多くはネットワークをベースとしたアーキテクチャを採用しています。今やサーバはネットワークとともにあり、サーバエンジニアもそれ相応にネットワークの知識を求められることになるでしょう。本書は「サーバは得意なんだけど、ネットワークは苦手なの…」という、そんな少し偏食気味なサーバエンジニアにもネットワークを好きになってもらえるように、図を多用して説明しています。
●社内ネットワークを運用管理するエンジニア
長く社内ネットワークを運用管理していると、サーバのサービスが壊れたり、ネットワーク機器が壊れたりと、いろいろなトラブルに見舞われます。トラブルシューティングをするときに最も役に立つ情報が「過去事例」です。本書は、過去に実際に起きたトラブル事例やその原因、運用管理に役立つTipsなどを詳しく説明しています。
Chapter0 本書の使い方
0.1 ネットワークデザインパターンの役立て方
0.2 本書の流れ
Chapter1 Trustゾーンのネットワークデザインパターン
1.1 コアエッジ構成
1.2 有線+無線構成
1.3 2層STP+FHRP構成
1.4 2層スタック構成
1.5 3層フルルーテッド構成
1.6 3層フルスタック構成
Chapter2 Untrustゾーンのネットワークデザインパターン
2.1 シングルUTM構成
2.2 シングルUTM+デュアル回線構成
2.3 FHRP冗長化構成
2.4 Untrustワンアーム構成
2.5 シングルISPマルチホーミング構成
2.6 デュアルISPマルチホーミング構成
Chapter3 DMZゾーンのネットワークデザインパターン
3.1 ミニマム冗長化構成
3.2 サーバ仮想化構成
3.3 負荷分散インライン構成
3.4 負荷分散ワンアーム構成
3.5 ブレードサーバインライン構成
3.6 ブレードサーバワンアーム構成
Chapter4 WANゾーンのネットワークデザインパターン
4.1 IPsec VPN接続構成
4.2 マルチサイトIPsec VPN接続構成
4.3 デュアルWAN回線+シングルWANルータ構成
4.4 ハブアンドスポーク型IPsec VPN接続構成
4.5 EIGRP/BGP冗長化構成
4.6 OSPF冗長化構成
Chapter5 総合構成のネットワークデザインパターン
5.1 ゾーンとゾーンの接続パターン
5.2 小規模クラス総合構成
5.3 中規模クラス総合構成
5.4 大規模クラス総合構成
【著者紹介】
大学と大学院で地球環境科学の分野を研究した後、某システムインテグレーターにシステムエンジニアとして入社。その後、某ネットワーク機器ベンダーのコンサルタントに転身。設計から構築、運用に至るまで、ネットワークに関連する業務全般を行い、今日もどこかで自己研さんを積んでいる。CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert)。F5 Certified Technology Specialists。著書に『インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門』『サーバ負荷分散入門』(いずれもSBクリエイティブ刊)。
内容説明
いま押さえておくべき定番ネットワーク構成のすべて。長年の実務経験でしか得られない物理設計・論理設計・運用管理のポイントがこの1冊で手に入る!
目次
0 本書の使い方
1 Trustゾーンのネットワークデザインパターン
2 Untrustゾーンのネットワークデザインパターン
3 DMZゾーンのネットワークデザインパターン
4 WANゾーンのネットワークデザインパターン
5 総合構成のネットワークデザインパターン
著者等紹介
みやたひろし[ミヤタヒロシ]
大学と大学院で地球環境科学の分野を研究した後、某システムインテグレーターにシステムエンジニアとして入社。その後、某ネットワーク機器ベンダーのコンサルタントに転身。設計から構築、運用に至るまで、ネットワークに関連する業務全般を行う。CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert)。F5 Certified Technology Specialists(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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