数学ミステリーの冒険

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  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797382020
  • NDC分類 410.4
  • Cコード C0041

出版社内容情報

あなたにこの謎が解けるか?

『数学の秘密の本棚』『数学の魔法の宝箱』に続く、イアン・スチュアートの数学コラム集です。今回は、これまでの作品とは趣向を変えて、イアン・スチュアート自らが、数学ミステリーを創作しています。時は19世紀のロンドン。名探偵ホームズならぬソームズが、数学の知識と直観、卓越した洞察力で、数々の数学的難事件に挑みます。難しい数式はほとんど使っておらず、文章はユーモアに富んでいます。読者は、ストーリーを楽しみながら数学の知識とセンスを身につけるくことができます。数学好きな読者はもちろん、一般のミステリーファンにも最良の一冊です。

●主要目次

ソームズとワツァップの紹介
盗まれたソヴリン金貨
線路の場所
ソームズ、ワツァップと
図形魔方陣
オレンジの皮の形は?
宝くじを当てるには?
緑の靴下の悪巧み
連続した立方数
手の汚れていない者を捕える
段ボール箱の冒険*
RATS数列
数学記念日
バスケットボール家の犬
デジタル立方数
手掛かりなし!
数独の簡単な歴史
666恐怖症
運の貯金
裏返しのエース
頭を抱えた両親
恐怖のキャットフラップ
パンケーキ数
スープ皿のトリック
謎めいた車輪
2匹ずつ
V字飛行するガンの謎
驚きの平方数
37のミステリー
平均スピード
手掛かりのない4つの数
盗まれた文書の謎
1つの署名
奇数ゴールドバッハ予想
偶数ゴールドバッハ予想
吾郷=ジューガ予想
1つの署名 パート2
1つの署名 パート3
1つの署名 パート4(
不可能なことを除外する
黄金のひし形の謎
公園で喧嘩する犬
6人の客
平均以上の御者
バフルハムの泥棒
マルファッティの間違い
何にでも使えるタイルの
2色定理
ギリシャの求積者
オールを漕ぐ男たちの冒
15パズル
ABCくらい難しい
不可能なルート
最後の問題
帰還
最後の答
ミステリーの種明かし

【著者紹介】
ウォーリック大学数学部教授。英国の第一線の数学者であり、ポピュラーサイエンス書の著者としても世界的に有名。2001年に、王立協会のフェローとなる。新聞や雑誌の記事の執筆、テレビの科学番組への出演なども積極的に行っている。著書に、『数学の秘密の本棚』『世界を変えた17の方程式』『数学で生命の謎を解く』(SBクリエイティブ)、『もっとも美しい対称性』(日経BP社)、『自然界の秘められたデザイン』(河出書房新社)などがある。

内容説明

『数学の秘密の本棚』『数学の魔法の宝箱』に続く、イアン・スチュアートの数学コラム集。数学についての楽しい話題やパズルとともに、イアン・スチュアートが創作した数学ミステリーが数多く収録されています。時は19世紀のロンドン。名探偵ホームズならぬソームズが、数学の知識と直感、卓越した洞察力で、数学的難事件に挑みます。読者は、ストーリーを楽しみながら、数学の知識と思考力を身につけることができます。数学に関心のある一般読者はもちろん、ミステリーファンにも最良の一冊です。

目次

盗まれたソヴリン金貨
おもしろい数
線路の場所
ソームズ、ワツァップと出会う
図形魔方陣
オレンジの皮の形は?
宝くじを当てるには?
緑の靴下の悪巧み事件
連続した立方数
アドニス・アステロイド・ムステリアン〔ほか〕

著者等紹介

スチュアート,イアン[スチュアート,イアン] [Stewart,Ian]
ウォーリック大学数学部教授。英国の第一線の数学者であり、ポピュラーサイエンス書の著者としても世界的に有名。2001年に、王立協会のフェローとなる。新聞や雑誌の記事の執筆、テレビの科学番組への出演なども積極的に行っている

水谷淳[ミズタニジュン]
翻訳者。東京大学理学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘビメタおやじ

8
取り上げられている数学エピソードが、とても面白いです。こういう本はワクワクします。但し、級数など内容的に高度なものも多いので、誰かにより分かりやすい解説を求めたくなることも多々ありました。高校レベルの数学を身に付けていれば、面白さ10倍でしょう。2018/04/23

にこにこ

3
じっくり考える時間があるときに読むべきです。数列とか集合とか確率とか高校の数学は少なくともできていないと厳しいかな。2016/01/07

Kaname Funakoshi

2
数学読み物で、人間模様なんかよりちゃんと数学自体が対象になっている。知識を手に入れるというレベルでは読むだけでも楽しめると思うのだが、紙の上で鉛筆を動かしながら読んだ方が絶対に楽しい。ただ、数式の意味づけまでは読者にゆだねられているので、ひとつひとつを自分の血肉にするに至るには相当シナプスを発火させないといけないだろう。一番面白かったのは、あらゆる自然数を4つの1で表す「1つの署名」もさることながら、平方剰余と拡散体の話だった。索引がないのがもったいない2016/01/19

オブ犬

1
イアン・スチュアート先生による数学小ネタ集の第三弾。今回も興味深い数学ネタがランダムに色々と散りばめられている。ただ今回のウリであるホームズ風の短編小説的なネタはムダに文字数を稼いでいるだけという感じで数学ネタとしては分かりにくかった。第一弾、第二弾を読んで面白かったならさらに読むにはいいと思う。2015/08/31

ふゆ

1
ハードルの高いミステリーでした2015/08/21

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