- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > GA文庫
出版社内容情報
王道ロマンティック・ファンタジー!
「私の欠片を集めてください」
千魔斬《サウザンド》と呼ばれる凄腕の傭兵、魔剣士アークは、言葉を話す傷だらけの剣、ルガイアに「余命五年」の呪いを受け、【ルガイアの欠片】を探す旅を続けていた。
ある日、彼はマナラン王国から、不死の力がある目を持つと言われる「三眼竜《スリーアイズ》」討伐の依頼を受ける。
しかし、王の推薦で、旅の同行者になった神術士の少女、リリアの体内には、ルガイアの欠片のひとつが眠っていた……。
「わ、私をいい女だと言うなら……キミがなんとかしてよっ!!」
高木幸一×狐印が贈る、呪われた魔剣士と、恋に不器用な神術士のロマンティック・ファンタジー開幕!
内容説明
「私の欠片を集めてください」千魔斬と呼ばれる凄腕の傭兵、魔剣士アークは、言葉を話す傷だらけの剣、ルガイアに「余命五年」の呪いを受け、“ルガイアの欠片”を探す旅を続けていた。ある日、彼はマナラン王国から、不死の力がある目を持つと言われる「三眼竜」討伐の依頼を受ける。しかし、王の推薦で、旅の同行者になった神術士の少女、リリアの体内には、ルガイアの欠片のひとつが眠っていた…。「わ、私をいい女だと言うなら…キミがなんとかしてよっ!!」高木幸一×狐印が贈る、呪われた魔剣士と、恋に不器用な神術士のロマンティック・ファンタジー開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
25
呪われた剣ルガイアと一緒にその欠片を求めて旅をしている傭兵アークが、神術士の少女リリアや旅の途中で出会った仲間たちと「三眼竜」討伐を目指す物語。運命的な出会いを果たした有能だけど少しドジっ子なロマンチスト・リリアと、そんな彼女を放っておけないアークは、いくつか障害を抱えているもののいいコンビになりそうです。ファンタジー初挑戦の著者さんならではの様々な試行錯誤がありましたが、構成された世界観やキャラクター、いくつもの因縁に今後の可能性も感じさせてくれました。次巻以降で物語のさらなる広がりに期待したいですね。2014/11/14
まりも
22
3作目は呪われた剣ルガイアと共に旅をしていた傭兵アークが旅の途中で出会う少女達と三眼竜を討伐しに行く話。正直異世界ファンタジーという事で期待してなかった新作でしたが割と面白かったです。どじっ娘ロマンチストリリアとアークのやり取りは読んでいて和んだ。この作者さんは思わずからかいたくなるヒロイン書くの上手いな。ファンタジー作品としては引っかかる所も多いけど楽しみな要素も多いので次巻も買うと思います。2014/11/16
真白優樹
14
喋る剣に余命五年の呪いをかけられ、剣の欠片を探す主人公が欠片を宿した少女と出会い始まる物語。・・・うん、リリア可愛いよリリア。ではなく・・・アークとリリアが反目しあっているように見えて実はロマンチストな似た者同士な所が印象深い。 ・・・ていうかルガイアいい性格してんな。いや、アークもアークだけど・・・てかルガイアの真の力ってどんなだろうとか探していた竜がそんな所に・・・とかもあるが、やっぱり魅力的であり、ファンタジーとしてきちんと完成している作品。次巻も楽しみである。2014/11/15
彩雲
12
作者買い。『俺はまだ恋に落ちていない』『放課後四重奏』とラノベでは数少ない純度の高い青春もので魅力的な作品を連発した作者が異世界ファンタジーとは厳しいご時世。『アルジャン・カレール』のあとがきで野村氏が今は学園ものの企画が通り難いと書いていた事を思い出しました。方向性は『スレイヤーズ』の系譜。チートではない最強クラス、世界を旅しながらの戦い、但しハーレム的ね。さて、理不尽な面のあるヒロインたちを余裕をもって受け止め支える主人公が魅力的でした。これは前2作も同じだったので作者の持ち味ですねぇ。ブラーボォ!2014/11/18
AKF-ZERO
9
作者買い。高木さん初のファンタジーという事もあり読んでみるまで期待と不安が半々でしたが面白かったのです。登場する男達がそれぞれロマンを追い求めているのが好感が持てます。ヒロイン達のキャラ立ても良く魅力的ですね。ラストでの戦闘はヒロイン全員とのデート・ア・ライブと言って良いでしょう。あの場であんな事言われたらそりゃ落ちもするかと。このハーレムパーティがこの先どんな冒険をしていくのか楽しみです。2014/11/26