- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > GA文庫
内容説明
「気持ち良い~…!プリネ、プリネもおいでよ!」高速艇の甲板で手摺りにもたれ、潮風を受ける水着姿の双子たち。学院長より奏世楽器の運搬と秘匿の依頼を受けたフォロンたちは、暴走する陸軍の追跡をプリネシカの機転によって辛くも逃れ、洋上で束の間の休息を楽しんでいた。そんななかひとり、軍人―好きでも嫌いでもないただの人間―と戦うこと、彼らに対して上級精霊の『力』を振るうことに悩むフォロン。ところがそこに、男物のパンツを片手にコーティカルテが迫る。「お前も束の間の海を愉しむがいい」アフタースクール第3弾。
著者等紹介
榊一郎[サカキイチロウ]
自称「軽小説屋」。第九回富士見ファンタジア長編小説大賞を受賞、受賞作「ドラゴンズ・ウィル」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドル箱
4
クリムゾンSアフター編最終巻感想。成程~どおりで社会人編で創世楽器のお話が出てこない訳だ、納得。一応つじつまは合っている。このカラクリを私は想像しておりませんでした。やるね!榊一郎。お話的にも綺麗に纏まっており(ま、ちょっとご都合だが)褒めましょう。私にとって榊一郎は2003年まじしゃん(ファミ通文庫)から知っているが、手に取ったのは2006年の「赤ポリ」のみずっと初版で購入してきております。7年の付き合いだが書き方はかなり向上しております。もうポリフォニカは最期まで付き合う。さて最期はどうなるのか興味♪2013/04/07
藤崎
3
アフタースクール編完結。結果自体は予定調和的ですが、相変わらず手堅い出来で面白かったです。「絶対に回収不可能」にしたいなら宇宙に射出とかできないのかな、とか思いましたが、あとがきで指輪物語がコンセプトと聞いて納得。むしろ、シナリオ展開的な意味で後で使いたくなった時のために、あえて何か理由をつければ回収できるようなやり方にしたとか考えるとそれっぽいかも。ともあれ、本編もそろそろ終盤ということで、どうなるのか楽しみです2013/03/18
一条梓(アンフィトリテ)
2
だいぶ昔に読んだ。20巻目。
konkon
2
このシリーズ表紙が良いのですが、3巻のはやり過ぎ? 水着ネタも良かったです。戦闘シーン盛り上がり、締め方には満足できました。2016/05/01
sho_kisaragi
2
アフタースクール編完結。物語途中過ぎるところから始まって、思い出すまで苦労したけど、なんてことはない話に、色気を混ぜ込んでみた感じになってる。話としては、本編に対して話の流れを合わせるための重要な要素だけれども、この1冊に長く引っ張りすぎな感じがあったかな。 伏線キャラの回収も一通り終わって、さぁ、本編はどうなるんだっけ?2013/04/17