内容説明
“世界で最も成功するビジネス”を創り出す根拠となる10の原則。世界的ベストセラー『はじめの一歩を踏み出そう』著者の新提言。
目次
第1章 一万倍―成長するビジネスの秘密
第2章 アイデア―限界と可能性
第3章 システム―すべてのパーツをかみ合わせる
第4章 持続するビジネス―7つのルール
第5章 人材の創出―正しい質問をする
第6章 崇高な目的―構成する5つの要素
第7章 ビジネスの成果―世界を変革する
第8章 ビジネスの生命―存在の意義
第9章 ビジネスの複製―経済に与える影響
第10章 基準の創造―世界クラスを超えるために
著者等紹介
ガーバー,マイケル E.[ガーバー,マイケル E.] [Gerber,Michael E.]
ビジネス・コーチング会社E‐Myth Worldwideの創業者。米Inc.誌より「世界No.1のスモールビジネスの権威」と称され、30年以上に渡り世界中のスモールビジネスを変革してきた。2005年に一度は引退したが、やり残したことがあるとして現役復帰
山口大輝[ヤマグチタイキ]
TOCマーケティング研究所代表
横尾樹子[ヨコオミキコ]
1993年津田塾大学、2004年青山学院大学院国際マネジメント研究科を卒業。IT企業、マーケティング会社等に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
10
新刊棚より。第9の原則で、繁栄するコミュニティのために、経済の確実性を創り出す、というのは魅力的だ(10頁)。まちづくりでもみな、これに窮しているのだから。本書はこの10原則が目次の構成なので、第9章に注目しておきたい。5倍現象という概念の説明だが、今一つだった。やはり、起業というのは日本では難しいのだろうか。僕も日本政策金融公庫で起業のための資金調達を考えたが、僕よりももっと資金に窮している人が多いと担当者は語った。ただ、僕は高校の教諭からは起業を勧められたことがある。10年前の事。適度に集客をしたい。2013/08/20
mkt
3
ビジネス10の原則①正しく創られると万倍の規模に成長②創業の基となるアイデアより大きな成果をあげることはない③全てのパーツが全体の成功にも失敗にも影響するシステム④全ての顧客に対して有意義で行動に差別化された結果をもたらすことで、経済状況、市場を選ばず持続可能⑤成長する目的と意欲、決意をもった従業員が生徒となる学校⑥目的、ビジョン、ミッションの明確化⑦崇高な目的を抱いた人への果実⑧生命を宿している⑨経済の構成要素で、経済の確実性を創り出す⑩新たな基準を作り出す/ 20210706読了 238P 24分 2021/07/06
いぶしぎん
3
第1章から、ほとんどのスモールビジネスが「スモールビジネスであり続けること」を目指していると指摘しており、個人事業を続けてきた自分は本当にハッとさせられた。軽薄なノウハウ書ばかり求める読者には読みこなせず、残念な感想も出てくるだろう。一方で、「自ら考える」ことで成功するビジネスを創り出すことができることを理解しはじめた読者にとっては気づかされること満載だと思う。ピーター・ティール氏による『ZERO to ONE』の主張と一貫していることにもいくつか気づかされた。先入観を捨て、素直な心で精読して欲しい一冊。
Jack Amano
2
単に金儲け出来れば良い、自分の自由な時間が欲しい、人のために仕えるのは嫌だ、というような起業ではなく、神様と繋がる、神様は自分になりをさせようとしているのか、などかなり精神的な話し。ここで上げられている原則そのものは、極めて当たり前のこと。ただ、それらを徹底出来ている企業が少ない。そういう意味でも、中小企業の経営者にはお勧めの本かと思います。2019/01/06
kumokumot
1
一万倍のアイデア。一万倍になるべくしてなるビジネスのための原則。それはビジネスの話であり、そしてビジネスの話ではない。人生であり、使命であり、魂である。「もしこれが、単に富を生むための手段だったら、私たちは真に始めることはできないのだ。」全ての起業家も従業員も、10の原則に従っていなければ真に始まってはいないということだろう。では、真にビジネスを、そして人生を始めるとはどういうことなのか?その答えこそが、本書を貫く一つのテーマである。2019/04/06